レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/04/18
- 登録日時
- 2019/11/01 00:30
- 更新日時
- 2023/12/19 14:29
- 管理番号
- 参調 19-0011
- 質問
-
解決
経済史・財政学の分野において、定期的に斯界の研究成果の総括を行っている学会誌・紀要・その他定期刊行物などを探してほしい。
例えば、歴史学の分野では、「史学雑誌」が毎年5月号で「回顧と展望」という特集を組み、前年に発表された研究の中から、各時代・地域・国ごとに特筆に値するものをピックアップしている。
- 回答
-
「史学雑誌」については、史学会という学術団体が発行しているため、関係する学会と出版物について、学会名鑑のサイトで次をキーワードに検索した。刊行物について調査したが、「史学雑誌」のような、各時代・地域・国ごと研究成果の総括については記載されていなかった。
学会名鑑 (https://gakkai.jst.go.jp/gakkai/)(2018/4/26調査 ※2023/12/14リンク切れ確認)
(https://www.scj.go.jp/ja/gakkai/index.html)(2023/12/14確認)
本サイトは、我が国における主要学術団体の各種データを収録・公開している。
掲載団体は、日本学術会議の活動に協力する「協力学術研究団体」(全2019学会、平成30年3月2日現在)。
キーワード「経済史」
①政治経済学・経済史学会
【設立趣旨】
本会は、政治経済学・経済史に関する研究及びその普及、並びにこれらの研究者の連絡協同を目的とする。
【刊行物】「歴史と経済」(当館所蔵あり)http://seikeisi.ssoj.info/smokuji/s205-208.html(2018/4/26調査)
②社会経済史学会
【設立趣旨】
昭和5年、経済史研究の隆盛に伴い、経済史研究者および周辺分野の研究者を組織し、相互の研究連絡、情報交換を活発に行うことにより、斯学の発展を期し、設立された
【刊行物】「社会経済史学」(81巻4号2016/2/25まで所蔵)http://sehs.ssoj.info/jp/contents/seh.html(2018/4/26調査)
キーワード「財政学」
③日本財政学会
【設立趣旨】
財政学の研究を深め、その成果を発表し、また会員相互の親睦を図ること
【刊行物】「日本財政学会叢書『財政研究』」http://www.gakkai.ne.jp/jipf/research/(2018/4/26調査)
また、『入門財政 第2版』(税務経理協会 2007)p.309財政学文献案内で専門論文の掲載雑誌として、「フィナンシャル・レビュー」(https://www.mof.go.jp/pri/publication/financial_review/index.htm)、「日本経済研究」(http://www.jcer.or.jp/academic_journal/jer/kensaku.html)などが紹介されているが俯瞰できるものではなかった。
参考までに、次のサイトも紹介。「日本」「東洋」「西洋」など独自の分類で論文等が集められている。
大阪経済大学「経済史文献解題データベース」http://kaidai.osaka-ue.ac.jp/kaidai3/index.php
『経済史文献解題』は、主に日本で出版された社会経済史・経営史と関わりのある著書・論文の文献解題であり、数十名の研究者の協力を得て編集されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 経済史.事情.経済体制 (332 7版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 経済史
- 財政学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000263278