レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年07月14日
- 登録日時
- 2018/07/14 16:41
- 更新日時
- 2018/07/18 15:19
- 管理番号
- C2018口頭0703
- 質問
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解決
世界各国の通貨流通量を調べたいがどうすればよいか。特に日本(円)、アメリカ(ドル)について知りたい。
- 回答
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通貨の流通量に関する指標は、中央銀行がマネーストック統計(旧マネーサプライ統計)として作成・公表しており、中央銀行のウェブサイトで確認できます。
ここでは、日本(円)、アメリカ(ドル)のマネーストック統計が掲載されている中央銀行のウェブページをインターネット情報1、インターネット情報2で紹介します。
また、近年のマネーストック統計(旧マネーサプライ統計)が掲載されている資料として、インターネット情報3、資料1、資料2を紹介します。
インターネットの最終アクセス日は2018年7月3日です。
【 】は当館請求記号です。
インターネット情報1
日本銀行
>統計>通貨関連統計>マネーストック
( https://www.boj.or.jp/statistics/money/ms/index.htm/ )
M1、M2、M3、広義流動性の指標が掲載されています。
なお、長期の時系列のデータは、日本銀行の時系列統計データ検索サイト( https://www.stat-search.boj.or.jp/ )に掲載されています。
インターネット情報2
FRB(連邦準備制度理事会)
> Data > Money Stock and Debt Measures - H.6 Release
( https://www.federalreserve.gov/releases/h6/ )
M1、M2の指標が掲載されています
インターネット情報3
総務省統計局
> 統計データ > 世界の統計 ( http://www.stat.go.jp/data/sekai/index.html )
「10-4 マネーストック」の表が掲載されています。対象国・地域は、日本を含む42か国・地域、収録は過去1年分です。総務省統計局のウェブサイトでは、最近9年分の「世界の統計」のバックナンバーが公開されています。
なお、「10-4 マネーストック」の表の出典は、IMF(国際通貨基金)の「International Financial Statistics Yearbook」です。最新号は、IMF(国際通貨基金)のInternational Financial Statistics Yearbook(IFS)のページ( http://data.imf.org/?sk=4C514D48-B6BA-49ED-8AB9-52B0C1A0179B )で見ることができ、過去11年分の数値を確認できます。
資料1
海外経済データ : 月次アップデート. 内閣府経済財政分析統括官, 月刊 【Z3-812】
アメリカの通貨供給量(M2)のほか、17か国・地域(カナダ、メキシコ、ブラジル、中国、香港、韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、ユーロ圏、英国、ロシア)における通貨供給量が掲載されています。概ね、過去10年分程度の数値を確認できます。
資料2
主要経済指標・外国主要経済指標. 財務省大臣官房, 月刊 【Z71-K182】
日本のマネーストック(M2、M3、広義流動性)、アメリカの通貨供給量(M2)のほか、8か国(イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、中国、韓国、インド)における通貨供給量が掲載されています。概ね、過去20年分の長期的な数値を確認できます。
国立国会図書館提供の調べ方案内のページ「リサーチ・ナビ」には、以下のようなコンテンツがあります。
・金融に関する統計( https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102124.php )
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 貨幣.通貨 (337 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 通貨
- マネーストック(通貨残高)
- マネーサプライ(通貨供給量)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 経済社会
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000238564