レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年3月23日
- 登録日時
- 2021/09/10 10:41
- 更新日時
- 2021/09/18 11:47
- 管理番号
- 中央-1-0021491
- 質問
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解決
戦後~1950年代の警察学校や警察官の日常業務について記載のある資料(読み物)を探している。組織論ではなく、『MPのジープから見た占領下の東京』のような現場の警察官の視点がわかるものがよい。
- 回答
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以下の本を紹介した。
(1)『ある警察官の昭和世相史』原田弘/著 草思社 2011年
(2)『教本ありばい崩し 埼玉県警刑事30年の告白』長谷部梅吉/著 サンケイ新聞社 1977年
(3)『現場は語る 元刑事の思い出』杉田高光/著 近代文芸社 1998年
(4)『捜査指揮官 37年間の記録』川畑久広/著 朝日ソノラマ 1993年
- 回答プロセス
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(1)『ある警察官の昭和世相史』原田弘/著 草思社 2011年
『MPのジープから見た占領下の東京』と同じ著者の本。昭和20年夏に警察官となった著者が、その職務を通じて眺めた東京の風景や人々の姿、深夜のパトロールや交番での勤務など、警察官の日常と本音を語っている。
1章 警察官の仕事、2章 昭和の警察官の服装・必携品、3章 警察官の素顔と生活、4章 警視庁の歴史 と章立てされている。
(2)『教本ありばい崩し 埼玉県警刑事30年の告白』長谷部梅吉/著 サンケイ新聞社 1977年
昭和2年に埼玉県警察官になった著者が手掛けた事件のうち、戦後の混乱期から退職するまでの15の事件を取り上げた本。
(3)『現場は語る 元刑事の思い出』杉田高光/著 近代文芸社 1998年
昭和23年から40年間、刑事警察の世界で活躍した著者の印象に残る事件を収録した本。p6「現場は語る」の章では、新人時代の交番勤務の様子などが書かれている。
(4)『捜査指揮官 37年間の記録』川畑久広/著 朝日ソノラマ 1993年
昭和25年から昭和62年までの警察官人生を綴った本。昭和25年に入校した東京都警察学校の授業や巡査見習生としての給料、皇宮警察での立番勤務の様子、警部試験に合格して入校した警察大学校での寮生活などが書かれている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 行政 (317 10版)
- 記録.手記.ルポルタージュ (916 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 警察学校
- 警察官
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000304499