レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年01月17日
- 登録日時
- 2020/05/14 16:33
- 更新日時
- 2020/05/16 12:10
- 管理番号
- 0000110834
- 質問
-
解決
幕末明治初期の萩堀内の町割(誰の屋敷がどこにあったか分かる資料)はあるか。
- 回答
-
明治初期の萩城下町の町割が分かるような資料は、今回の調査では見つけられなかった。
江戸末期の萩城下町絵図等をもとに作られた資料で、町割を概観できるものとして、下記資料1-3がある。
資料1:嘉永2年(1852)作成の「萩城下町絵図」が掲載されている。折りたたまれた部分を開くと、絵図中に「堀内」の場所が示されており、さらに堀内の部分の拡大図もある。ただし、文字は活字化されておらず、また何が書かれているか判別しにくい箇所もある。
資料2:安政元~2年(1854~1855)作成(推定)の「萩城下絵図屏風」をもとに作成した絵図。原文中の文字は活字に改められている。
資料3:付録として「安政年間萩城下町絵図」がある。この図は安政頃(1854~1860)に描かれたもの。文字は活字化されておらず、また何が書かれているか判別しにくい箇所もある。
また、この時期の地図として、ウェブページで利用でき、比較的解像度が高いものとして以下がある。(2020年5月13日最終確認)
WEB版明治維新資料室「萩御城下絵図」(山口県立山口図書館、山口県文書館)
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11F0/WJJS07U/3500115100/3500115100400010/mp207260
文久3年(1863年)、藩庁が山口へ移転した頃の萩城下を描いた図で、慶応元年(1865)作成のもの。拡大ができるが、細かい文字の判別は難しい。原本は山口県文書館が所蔵。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 中国地方 (217 9版)
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
-
-
1.萩城下町絵図 : 古地図で歩く萩の町. 萩市観光課, 2004.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I060363993-00 -
2.萩博物館 監修 , 萩博物館. 萩城下町絵図 安政元~2年(1854~55年). NPO萩まちじゅう博物館.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I060695755-00 -
3.萩・津和野 山陰・近畿<2>の城下町. 平凡社, 1997. (太陽コレクション. 城下町古地図散歩 ; 5)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I011337626-00 , ISBN 4582942857
-
1.萩城下町絵図 : 古地図で歩く萩の町. 萩市観光課, 2004.
- キーワード
-
- 城下町
- 古地図
- 萩市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000282123