レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/08/09
- 登録日時
- 2022/09/18 00:30
- 更新日時
- 2022/09/18 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-220039
- 質問
-
解決
東昌寺(仙台市)の住職であった大有和尚(大有康甫)の経歴がわかる資料はあるか。
- 回答
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下記資料に関連する記載がありました。
※【 】内は当館請求記号です。
資料1 鈴木省三纂述『仙台史伝』伊勢安書店, 1892【K280/ス1-2】
pp.8-9「僧康甫伝」の項
資料2 菊田定郷著『仙台人名大辞書』仙台人名大辞書刊行会, 1933【K280/キ1】
p.385「コーホ【康甫】」の項
資料3 仙台市博物館編『武家と禅』仙台市博物館, 2003【K186/セン2003.9】
p.26に「大有康甫像」(カラー画像)が掲載されており,資料解説としてp.114 に「大有康甫(一五三四~一六一八)は伊達稙宗の子として生まれ,六歳で出家,東昌寺一四世となり,一風軒と号した。伊達政宗の大叔父に当たり,政宗に強い影響力を発揮した。(後略)」との記述があります。
資料4 能仁晃道訓注『虎哉和尚語録』覚範寺, 2010【K188/コソ2010.X】
pp.80-100 「行状」のなかのp.88「東昌堂頭南花和尚」の説明としてpp.97-98に記載があります。内容は下記のとおりです。
pp.97-98 「(32)東昌堂頭南花和尚=東昌寺十四世,大有康甫(一五三五~一六一八)のこと。南花はその号。伊達稙宗の十三男。一風軒。六歳で出家し,伊達家の外交官として活躍。虎哉和尚を輝宗の嫡男梵天丸(後の政宗)の教育係に推挙した。元和四年九月十日,示寂。世寿,八十四。天正七年九月二十四日には,東福寺住に陞んでいる(『東福寺誌』)。」
なお,上記資料4の引用文中の『東福寺誌』は国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧が可能です(図書館・個人送信限定)。
URL https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1176077 (最終アクセス日2022/7/28)
該当部分はp.773(406コマ目)です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 鈴木/省三∥纂述. 仙台史伝. 伊勢安書店, 1892【K280/ス1-2】:
- 菊田定郷/著. 仙台人名大辞書. 仙台人名大辞書刊行会, 1933【K280/キ1/イ】:
- 仙台市博物館/編. 武家と禅. 仙台市博物館, 2003.9【K186/セン2003.9】:
- 能仁晃道∥訓注. 虎哉和尚語録. 覚範寺, 2010.10【K188/コソ2010.X】:
- キーワード
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- 大有, 康甫(ダイユウ, コウホ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000321420