レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年07月23日
- 登録日時
- 2009/03/31 17:25
- 更新日時
- 2018/08/30 15:48
- 管理番号
- 堺―2008-001
- 質問
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未解決
江戸時代の朝顔の本“朝顔三十花撰”に序文を寄せている、鍋島直孝(幕府直参旗本)の号「杏葉館」の読み方を知りたい。
- 回答
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調査経緯を報告し、現在未解決。
- 回答プロセス
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『日本人名大辞典』などで、備前(佐賀)藩主の鍋島家の人名はでてくるが“直孝”はなし。『寛政譜以降旗本家百科事典』第4巻p.2041には、“鍋島帯刀直孝”(なべしまたてわきちょくこう)があり該当者と思われるが、号の記述はなし。『号・別名辞典』、『日本史人名よみかた辞典』各々の“杏”の項目にもなし。“鍋島”であることから『佐賀県大百科事典』のp.149を見ると、“鍋島家の紋は馬具の杏葉(ぎょうよう)にかたどったもので・・・”の記述あり。このことから読みは、“ぎょうようかん”ではないかと推定。『日本国語大辞典』第4巻p.499に、馬具の飾りとして“ぎょうよう(杏葉)”が掲載されている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (281 8版)
- 参考資料
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- 『寛政譜以降旗本家百科事典』第4巻 小川 恭一/編著 東洋書林 1998
- 『号・別名辞典』古代・中世・近世 新訂増補 日外アソシエーツ株式会社 2003
- 『日本史人名よみかた辞典』日外アソシエーツ 1999
- 『佐賀県大百科事典』佐賀新聞社佐賀県大百科事典編集委員会/編 佐賀新聞社 1983
- 『日本国語大辞典』第4巻 第2版 小学館 2001
- キーワード
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- 鍋島直孝
- 朝顔
- 佐賀県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000053268