レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20190325
- 登録日時
- 2021/03/11 00:30
- 更新日時
- 2022/10/19 17:01
- 管理番号
- 0400000100
- 質問
-
解決
都城市と合併する前の、旧庄内町の歴史を知りたい。
また、庄内地区(旧庄内町)にある三島通庸の碑の文を知りたい。
- 回答
-
(1)都城市と合併する前の庄内地区(旧庄内町)の歴史
以下の資料に記載がある。
・『都城市史 通史編 近現代』(都城市史編さん委員会 都城市 2006)
・『庄内歴史読本』(庄内まちづくり協議会 2017)
・雑誌「庄内」(庄内の昔を語る会)
(2)三島通庸の碑文
三島通庸は明治時代の官僚である。三島は1869(M2)年の版籍奉還により都城の地頭に着任、都城を上荘内郷・下荘内郷・梶山郷に分割(三郷分割)し、経営の中心を都城(下荘内郷)ではなく(現在の庄内地区を含む)上荘内郷に据えた。
三島の上荘内治政は実績をあげ、その遺徳をしのんで1909(M42)年に「三島通康遺徳の碑」が建てられた。
碑文は現在苔むしてはっきり読みとれないが、三島の業績が約700字にのぼる漢字でびっしり刻み込まれている。
『庄内 第3号』→P12-13:三島通庸遺徳の碑
- 回答プロセス
-
(1)について
地域資料コーナーをブラウジングし、『都城市史 通史編 近現代』、雑誌「庄内」を案内した。その後、『庄内歴史読本』にも記載があるのを発見した。
(2)について
(1)の回答中、都城市史のP19にあった「三島通庸遺徳の碑」の碑文を知りたいと相談を受け、『都城市の文化財』などを確認したが、碑文についてはなし。雑誌「庄内」を確認。『庄内 第3号』で碑文を確認した。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 10版)
- 九州地方 (219 10版)
- 参考資料
-
- 庄内 : 第3号 / 庄内の昔を語る会編(庄内の昔を語る会)1991
- 都城市史 : 通史編 : 近現代 / 都城市史編さん委員会(都城市)2006
- キーワード
-
- 都城市
- 三郷分割
- 三島通庸
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000295126