レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180328
- 登録日時
- 2020/04/10 00:30
- 更新日時
- 2020/04/10 00:30
- 管理番号
- 徳郷20180311
- 質問
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解決
『蜂須賀家墓誌』は、国立国会図書館サーチの検索結果では〈6枚:23cm〉となっている。蜂須賀家の墓所は徳島市の興源寺、万年山にあるが、詳しい報告はないようなので、東京台東区にある海禅寺の蜂須賀家有録の墓誌の拓本ではないか。海禅寺には6枚の墓誌がある。またこれに関する資料はないか。
- 回答
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1.『蜂須賀家墓誌』について
【A】『蜂須賀家墓誌』山本武男/編
徳島の興源寺墓所、万年山墓所にある歴代藩主(蜂須賀正勝から13(14)代藩主斉裕まで)の墓の「墓名」と没年などの簡単な説明が記されている。手書きの原稿を印刷した冊子体のもので、拓本ではない。お探しの内容とは異なると思われる。後年、この資料の著者である山本武男氏と阿波掃苔会が出版したした資料が他にもある。
2.墓誌について
お調べの「墓誌」(金石に死者の事跡を記して棺と共に埋めたもの)に関する資料は、見つけることができなかった。
蜂須賀家の墓石に記した文章をまとめた資料は、以下資料など、複数あり。
【B】『史跡徳島版主蜂須賀家墓所保存整備計画書』
p25-26「第1表 興源寺墓所墓石一覧表」
p27-30「第2表 万年山墓所墓石一覧表」
藩主だけでなく、夫人・側室・子も含め、墓銘・墓形などが記されている。
【C】『阿波藩主蜂須賀家歴代之墓』(徳島郷土双書)
資料【A】と同じ著者のもの。こちらの方が詳しい。歴代藩主の墓銘や墓形などが記されている。
【D】『萬年山』
【E】『萬年山 改訂・増補版』
【F】『萬年山墓碑銘集』
上記の【D】~【F】は多田茂信の著書で、藩主だけでなく、夫人・側室・子らを含め、墓銘などが記されている。
【G】『興源寺 蜂須賀家墓所』
歴代藩主の墓銘や説明などが記されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 四国地方 (218 8版)
- 参考資料
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- 【A】蜂須賀家墓誌 (T280ハチ2/5)
- 【B】史跡徳島藩主蜂須賀家墓所保存整備計画書 (T202Lトク3/2A)
- 【C】阿波藩主蜂須賀家歴代之墓 (T280ハチ2/20A)
- 【D】萬年山 (T280ハチ2/20A)
- 【E】萬年山 改訂・増補版 (T280ハチ2/20-2A)
- 【F】萬年山墓碑銘集 (T202タタ1A)
- 【G】興源寺 蜂須賀家墓所 (T280ハチ2/19A)
- キーワード
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- 蜂須賀家、墓誌、墓銘、墓形、興源寺、万年山、海禅寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000280417