レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年6月10日
- 登録日時
- 2017/03/29 00:30
- 更新日時
- 2018/07/03 11:59
- 管理番号
- 県立長野-16-122
- 質問
-
未解決
祖父がかつて住んでいた「北安曇郡会染村〇〇番地」「北安曇郡会染村△△番地」は、現在の池田町のどのあたりか知りたい。
- 回答
-
不明。
照会先として、法務局を紹介した。
- 回答プロセス
-
1. 依頼の住所が村名だけで字がないことから、『角川日本地名大辞典 20 長野県』同編纂委員会 角川書店 1990 【N293/18】で村の成立状況を確認する。明治22年から字を使っていないことがわかる。
2. 『長野県町村誌 南信(含中信)篇』復刻版 長野県編 名著出版 1973【N290/33a/3】, 『明治初期長野県町村絵地図大鑑』第3巻 中信編, 別巻 市町村変遷表 滝沢主税編 郷土出版社1985【N293/5/3】,【N293/5/別】等で変遷等を再確認するが、字がなく会染村のみの表記となる。
3. 20万分の一地図(昭和4年)、5万分の一地図をみるも、番地表記まであるものはない。
4. 古くから所在がはっきりしている役場や学校等の住所が手がかりになるのではと思い、『長野県学事関係職員録』信濃教育会【N370/101/'19】、『長野県職員録』長野県【N280.3/5/’53】、『信毎年鑑』信濃毎日新聞社 1953 【N059/2/’54】をあたるが、古いものは村名字名のみで番地表記はない。
5. 『池田町誌』歴史編II(近代-現代)同編纂委員会 池田町 1990【N231/13/4】、『長野県教育史』長野県教育史刊行会編・刊 【N372/52】等で学校の設置申請書類をあたるが、問い合わせの番地に近いものはなかった。
6. 他の職員から、法務局で土地登記書類から辿ることができる可能性があることを聞き、法務局大町支局へ問い合わせる。確約できないがある程度は追える旨の回答を得る。問い合わせの注意事項を確認し、利用者へ回答する。
<調査済資料>
・『北安曇郡誌』第4巻 近代 現代 上 同編纂委員会 1980【N231/13/4】
・『長野県の地名』平凡社 1979 (日本歴史地名大系20)【N290.3/54】
・『長野県北安曇郡治要覧 大正14年5月調』北安曇郡役所 【N353.1/1】
・『北安曇郡教育会百年史』同編纂委員会 北安曇郡教育会 1985【N372/84】ほか
- 事前調査事項
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池田町役場、池田町立図書館に問い合わせたが不明だった。
- NDC
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- 中部地方 (215 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 池田町(長野県)
- 会染村(長野県)
- 信州学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000213291