レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/06/17
- 登録日時
- 2022/08/28 00:30
- 更新日時
- 2022/08/28 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-220029
- 質問
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解決
江戸時代に仙台藩の軍事訓練のために牡鹿半島で狩猟を行い,多数のシカとイノシシ,少数のオオカミを捕獲したと何かの文献で読んだ記憶があります。このような情報の出典を教えてください。
- 回答
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仙台藩主がおこなった狩猟については,下記資料に記載されています。
※【 】内は当館請求記号です。
資料1 宮城県史編纂委員会編『宮城県史 20』宮城県史刊行会, 1960【K201/ミ1/20】
「仙台藩主の狩猟記録」(pp.76-83)が収録されており,初代政宗から13代慶邦までの歴代藩主が行った狩猟の記録がまとめられています。「牡鹿郡遠島」(牡鹿郡の半島部)での狩猟記録も散見され,2代忠宗の項に「一,慶安三年庚寅二月遠島に猟す。責子五千七百人鹿千八百四十二外狐兎狼猿等多し」とあります。
資料2 小山修三編『狩猟と漁労』雄山閣出版, 1992【389.1/シ1】
石川純一郎「中世・近世における狩座と狩猟信仰」(pp.237-239)の部分に「仙台藩主狩猟一覧」が表形式で掲載されており,5代藩主吉村までの記録があります。表末に「注[小原伸「仙台藩主の狩猟記録」(『宮城県史20』1960年刊),『貞山公治家記録』]による。」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 東北地方 (212 9版)
- 参考資料
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- 宮城県史編纂委員会/編. 宮城県史 20. 宮城県史刊行会, 1960【K201/ミ1/エ20】:
- 小山 修三/編. 狩猟と漁労. 雄山閣出版, 1992.4【389.1/シ1】:
- キーワード
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- 宮城県 -- 歴史 -- 近世
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000320353