レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年9月11日
- 登録日時
- 2013/08/29 16:59
- 更新日時
- 2014/09/26 18:29
- 管理番号
- 中央-1-00561
- 質問
-
解決
中世アイヌについての文献がほしい。
できれば、北海道南以外の地域のことが書かれているものがよい。
- 回答
-
以下の資料を提供した。
『北から生まれた中世日本』 東北芸術工科大学東北文化研究センター/編 高志書院 2012
『北方社会史の視座 第1巻 歴史・文化・生活』 長谷川 成一/監修 清文堂出版 2007
p.29~ 「アイヌ民族の戦いと「北の武士団」」という章で、『新羅之記録』(松前景広[著]、市立函館図書館、1937)、『福山秘府』(松前広長、越崎宗一、1960)、『諏訪大明神絵詞』(諏訪円忠編、阿心庵出版部、1924)など、近世以降に成立した歴史書が紹介されている。
『狩猟と供犠の文化誌 叢書・文化学の越境』 中村 生雄/編 森話社 2007 …記載無し。
『北から見直す日本史 上之国勝山館跡と夷王山墳墓群からみえるもの』 網野 善彦/編 大和書房 2001
『北海道の歴史と文化 その視点と展開』 北海道史研究協議会/編 北海道出版企画センター 2006
p.11~ 「北海道における歴史研究の現状と課題」の章で、参考文献がいろいろ載っている。
『北の内海世界 北奥羽・蝦夷ケ島と地域諸集団』 入間田 宣夫/編 山川出版社 1999
『中世の蝦夷地』 海保 嶺夫/著 吉川弘文館 1987
『北日本中世史の研究』 羽下 徳彦/編 吉川弘文館 1990
p.223~ 13世紀から16世紀のアイヌ民族についての記載あり。
『古代蝦夷からアイヌへ』 天野 哲也/編 吉川弘文館 2007 …擦文文化までの記載のため、今回は×。
『よみがえる北の中・近世 掘り出されたアイヌ文化』 アイヌ文化振興・研究推進機構/編 アイヌ文化振興・研究推進機構 2001
平成13年6月2日から10月7日まで市立函館博物館などで行われた「よみがえる北の中・近世-掘り出されたアイヌ文化-」のカタログ。アイヌ文化、アイヌの生活などに関する出土品の写真などあり。
『北斗遺跡 釧路湿原に残る大集落跡 日本の遺跡』 松田 猛/著 同成社 2009
p.145~147 アイヌ文化期
『アイヌの歴史 海と宝のノマド』 瀬川 拓郎/著 講談社 2007
縄文時代から中世を対象とした内容。
『アイヌ考古学 北方新書』 宇田川 洋/著 北海道出版企画センター 2000
p.16 「擦文文化の終末年代は、13世紀末頃と考えてよさそうである。」と記載あり。
p.25~241 中世のアイヌ考古学や、中・近世のアイヌ文化について記載あり。
『北海道の歴史 上 古代・中世・近世編』 長沼 孝/著 北海道新聞社 2011
p.139~ 擦文文化からアイヌ文化へ
p.159~ 第Ⅱ章 激動の北の中世
『ようこそアイヌ史の世界へ アイヌ史の夢を追う』 平山 裕人/著 北海道出版企画センター 2009
第1章、第2章、第5章で、13、14世紀ごろ成立したアイヌ文化について書かれている。
『アイヌ民族の歴史』 榎森 進/著 草風館 2007
p.41~182 第2章 「夷島」とアイヌ民族 ~ 第4章 分断されたアイヌ・モシリ
『アイヌ文化の成立 2 Ainu Culture 常設展示解説書』 北海道開拓記念館 1999
p.21~ Ⅲ 内耳鉄鍋とチャシ Ⅳ アイヌ文化 などあり。
『知られざる中世の北海道 チャシと館の謎にせまる』 北海道開拓記念館/編 北海道開拓記念館 2001
北海道開拓記念館が平成13年9月17日から11月4日まで開催した開館30周年記念事業第52回特別展「知られざる中世の北海道-チャシと館の謎にせまる-」に際して作成したもの。
まえがきに「鎌倉・室町時代の北海道は謎につつまれ、空白の中世とよばれています」と記載あり。
- 回答プロセス
-
・質問者からの情報によると、アイヌの時代区分は、縄文→続縄文→擦文→中世アイヌ→近世アイヌ→明治であるとのこと。
・書名“中世&アイヌ”で市内蔵書検索
『北から生まれた中世日本』 東北芸術工科大学東北文化研究センター/編 高志書院 2012
『北方社会史の視座 第1巻 歴史・文化・生活』 長谷川 成一/監修 清文堂出版 2007
p.29~ 「アイヌ民族の戦いと「北の武士団」」という章で、『新羅之記録』(松前景広[著]、市立函館図書館、1937)、『福山秘府』(松前広長、越崎宗一、1960)、『諏訪大明神絵詞』(諏訪円忠編、阿心庵出版部、1924)など、近世以降に成立した歴史書が紹介されている。
『狩猟と供犠の文化誌 叢書・文化学の越境』 中村 生雄/編 森話社 2007 …記載無し。
『北から見直す日本史 上之国勝山館跡と夷王山墳墓群からみえるもの』 網野 善彦/編 大和書房 2001
『北海道の歴史と文化 その視点と展開』 北海道史研究協議会/編 北海道出版企画センター 2006
p.11~ 「北海道における歴史研究の現状と課題」の章で、参考文献がいろいろ載っている。
『北の内海世界 北奥羽・蝦夷ケ島と地域諸集団』 入間田 宣夫/編 山川出版社 1999
『中世の蝦夷地』 海保 嶺夫/著 吉川弘文館 1987
『北日本中世史の研究』 羽下 徳彦/編 吉川弘文館 1990
p.223~ 13世紀から16世紀のアイヌ民族についての記載あり。
『古代蝦夷からアイヌへ』 天野 哲也/編 吉川弘文館 2007 …擦文文化までの記載のため、今回は×。
『よみがえる北の中・近世 掘り出されたアイヌ文化』 アイヌ文化振興・研究推進機構/編 アイヌ文化振興・研究推進機構 2001
平成13年6月2日から10月7日まで市立函館博物館などで行われた「よみがえる北の中・近世-掘り出されたアイヌ文化-」のカタログ。アイヌ文化、アイヌの生活などに関する出土品の写真などあり。
『北斗遺跡 釧路湿原に残る大集落跡 日本の遺跡』 松田 猛/著 同成社 2009
p.145~147 アイヌ文化期
・分類“211”で市内蔵書検索
『アイヌの歴史 海と宝のノマド』 瀬川 拓郎/著 講談社 2007
縄文時代から中世を対象とした内容。
『アイヌ考古学 北方新書』 宇田川 洋/著 北海道出版企画センター 2000
p.16 「擦文文化の終末年代は、13世紀末頃と考えてよさそうである。」と記載あり。
p.25~241 中世のアイヌ考古学や、中・近世のアイヌ文化について記載あり。
『北海道の歴史 上 古代・中世・近世編』 長沼 孝/著 北海道新聞社 2011
p.139~ 擦文文化からアイヌ文化へ
p.159~ 第Ⅱ章 激動の北の中世
『ようこそアイヌ史の世界へ アイヌ史の夢を追う』 平山 裕人/著 北海道出版企画センター 2009
第1章、第2章、第5章で、13、14世紀ごろ成立したアイヌ文化について書かれている。
『アイヌ民族の歴史』 榎森 進/著 草風館 2007
p.41~182 第2章 「夷島」とアイヌ民族 ~ 第4章 分断されたアイヌ・モシリ
『アイヌ文化の成立 2 Ainu Culture 常設展示解説書』 北海道開拓記念館 1999
p.21~ Ⅲ 内耳鉄鍋とチャシ Ⅳ アイヌ文化 などあり。
『知られざる中世の北海道 チャシと館の謎にせまる』 北海道開拓記念館/編 北海道開拓記念館 2001
北海道開拓記念館が平成13年9月17日から11月4日まで開催した開館30周年記念事業第52回特別展「知られざる中世の北海道-チャシと館の謎にせまる-」に際して作成したもの。
まえがきに「鎌倉・室町時代の北海道は謎につつまれ、空白の中世とよばれています」と記載あり。
- 事前調査事項
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調査前に次の2点は提供済。
・『新北海道の古代 3 擦文・アイヌ文化』 野村 崇/編 北海道新聞社 2004
・『アイヌ文化成立史』 宇田川 洋/著 北海道出版企画センター 1988
- NDC
-
- 北海道地方 (211 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 中世アイヌ
- アイヌ文化
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000136455