レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年11月10日
- 登録日時
- 2021/02/19 13:30
- 更新日時
- 2021/02/24 16:13
- 管理番号
- 0000110884
- 質問
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解決
「閥閲録」(『萩藩閥閲録』)に収録されている天正元年(1573年)11月12日付け毛利輝元書状がみたい。
- 回答
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下記資料1に収録されている巻40井原小四郎あて毛利輝元書状がそれにあたるものと思われる。
なお、この書状には年表記がなく、資料1では「天正3カ」とあるが、質問者によるとこの書状でよいとのこと。
- 回答プロセス
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「閥閲録」(『萩藩閥閲録』)は、萩藩家臣の家に伝来した古文書などを家ごとにまとめたもので、年代や差出人等から文書を探すことが難しい。(家わけ索引のみあり)
歴史研究のために必要とのことで、同じ日付、差出人の書状が論文等で引用されていないかを探す。
Googleにて完全一致「天正元年」「11月12日」「毛利輝元」で検索、Wikipediaの「山中幸盛」のページのコピーと思われるものがヒット。Wikipedia山中幸盛の項を確認、注103に、 「毛利輝元書状写/(天正元年か)11月12日/井原小四郎宛」(『閥閲録40』) とある。
Wikipedia:山中盛幸 注103(2021年2月24日最終確認)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E5%B9%B8%E7%9B%9B#cite_note-143
『萩藩閥閲録』第2巻に収録された巻40を確認
なお、尼子氏関係の文書(鳥取城を毛利勢が尼子勢から奪回したことを示すもの)であり、以下の資料にも言及がある。なお、この資料では、この文書の差出年を「(天正元年カ)」としている。
鳥取県立公文書館県史編さん室 編『尼子氏と戦国時代の鳥取』(鳥取県,2010.1)p96
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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1.山口県文書館 編修 , 山口県文書館. 萩藩閥閲録 第2巻. マツノ書店, 1995.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002434058-00
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1.山口県文書館 編修 , 山口県文書館. 萩藩閥閲録 第2巻. マツノ書店, 1995.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000293970