レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/08/03
- 登録日時
- 2018/12/05 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:39
- 管理番号
- M18083118290462
- 質問
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出雲の木瓜切銀の画像と説明が見たい
- 回答
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①「古銭と紙幣」p63
「出雲木瓜切銀」画像(白黒)有り
②「図録 日本の貨幣 2」に
p27「出雲木瓜銀」画像(カラー)有 p98 図版解説 p300 解説 が有り
p98図版解説に「表面が凸凹はげしく、しわのようになっており、裏面に木瓜形枠宝字の極印が全面的に打たれている。なおはっきりしないが、宝字の上にウロコ紋がある(大蔵省造幣局所蔵)。」とある。P300にもより詳しく書かれていた。
③島根県立古代出雲歴史博物館 および 島根県報道発表資料(島根県WEBサイト)上で2015年の収蔵品「出雲木瓜切銀」画像あり
①~③いずれでも完全な形のものは載っていなかったが、③の解説で
「この種の地方銀は当時、切使いされて流通していたため、小片で伝わることが多いのですが、本品は国内最大クラスの大型品であり、製造の状況や切り使いの様子などを知ることができます。」との記述有り。
作られた時代に関しても③の資料中に「1638年から1668年ごろまでかとする説あり」との記述有り。
④「近世史の研究 第5冊」p282-285,p292
「次に国会図書館上野支部所蔵銀座書留(原名金銀座書留)手帳弐所収の「諸国灰吹位付」」に「出雲 木瓜判」の記載有り。
「出雲の木瓜判は、「但、からす木瓜の極印あり」と注記されている。大日本貨幣史所載造幣局所蔵の雲州木瓜判銀がこれである。この木瓜判はその形状から考えて、出雲国内の通用銀だと思われる。」との記載あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史補助学 (202 9版)
- 参考資料
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①矢部 倉吉「古銭と紙幣 改訂新版」金園社,2004,581p 参照はp63
②日本銀行調査局/編「図録 日本の貨幣 2」 東洋経済新報社,1975,327p 参照はp27,98,300
③島根県立古代出雲歴史博物館(https://www.izm.ed.jp/cms/news.php?mode=yoyakuadd&id=1262)
島根県報道発表資料(島根県WEBサイト)
(http://www3.pref.shimane.jp/houdou/press.asp?pub_year=2015&pub_month=4&pub_day=17&press_cd=4A45C914-62F5-4A68-B101-730A31D8F84E)(2018/8/31時点)
④伊東 多三郎「近世史の研究 第5冊 領国・鉱山・貨幣」吉川弘文館,1984,420p 参照はp282-285,p292
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①矢部 倉吉「古銭と紙幣 改訂新版」金園社,2004,581p 参照はp63
- キーワード
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- 出雲木瓜切銀
- 古銭
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018083118224690462
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000247170