レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年09月15日
- 登録日時
- 2015/12/25 15:49
- 更新日時
- 2015/12/25 17:50
- 管理番号
- 千県西-2015-18
- 質問
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解決
アメリカのキリスト教の「覚醒運動」について、概要が知りたい。
- 回答
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『岩波キリスト教辞典』(岩波書店 2002)
リバイバル・ムーブメントの項に、
「近代のキリスト教(主にプロテスタント)において、情緒的高揚を引き起こすような集会を開いたり、メディアを用いるなどしたりして、多くの人々が一体感をもちながら、それを支えとして強い信仰覚醒を起こすことを目指す運動。「信仰復興運動」ともいう。18世紀のアメリカやイギリスに始まり、20世紀には世界各地に広まり(中略)運動は日常的な礼拝と区別される特別な集会を各地で開くことによって進んでいく。」
「多くの人が参加するそのような集会が次々と開かれて、その社会全体で信仰の活性化が見られたと感じられるとリバイバル(信仰復興)と見なされ、それは人ではなく、神が引き起こしたものと受け止められる。」(p1192-1193)と記載あり。
百科事典には主にアメリカについての記載がある。
【資料2】『世界大百科事典 29』「リバイバル運動」(p579)。
【資料3】『日本大百科全書 12』「信仰復興運動」(p536)。
その他関連資料
【資料4】『キリスト教ガイドブック』の年表内に記述あり(p1192-1193)。
【資料5】『アメリカと宗教』に「ジョナサン・エドワーズと「大覚醒」」の記述あり(p55)。
【資料6】『ジョナサン・エドワ-ズ研究』上記のジョナサン・エドワーズに関する研究書。
【資料7】『キリスト教大事典』にも「大覚醒」と「リバイバル」について項あり(p672,1135)。
- 回答プロセス
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・業務用OPACを全項目「覚醒運動」で検索すると県立東部図書館の資料2冊が該当する(そのほかに1冊キリスト教とは無関係の「覚醒運動」で該当する資料がある)。取り寄せではなく本日中に概要が知りたいとのことで自館蔵書を調査することにする。
・キリスト教関係の辞典を「覚醒運動」を調べたが見出し語として掲載なし。
・参考までにインターネットで「キリスト教 覚醒運動」で検索し、「リバイバル」というキーワードを得た。
・当館のキリスト教関係の辞典類を「リバイバル」「大覚醒」で調査した。
確認したが記述の見当たらなかった資料
『ホーリネス・バンドの軌跡 リバイバルとキリスト教弾圧』(ホーリネス・バンド昭和キリスト教弾圧史刊行会編 ホーリネス・バンド昭和キリスト教弾圧史刊行会 1983)
日本のリバイバルについての記述はあるが、アメリカについては記載なし。
- 事前調査事項
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以前県立図書館の本で読んだ。東部図書館の本だったかもしれない。
- NDC
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- キリスト教 (190 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『岩波キリスト教辞典』(大貫 隆編集 岩波書店 2002)西部図書館開架<19033/ 3> p1192-1193|1101799154
- 【資料2】『世界大百科事典 29』(平凡社 2007)西部図書館開架 <031/15/29> p579「リバイバル運動」|1102075239
- 【資料3】『日本大百科全書 12』 (小学館 1995)西部図書館開架<0310/41/12>p536「信仰復興運動」|1101516230
- 【資料4】『キリスト教ガイドブック』(日本教会新報社編集部編著 日本教会新報社 1988)西部図書館開架<1903/ 7> p260-261|1100654090
- 【資料5】『アメリカと宗教』(森 孝一編 日本国際問題研究所 1997)西部図書館開架<16253/1> p55|1101531335
- 【資料6】『ジョナサン・エドワ-ズ研究』(森本あんり著 創文社 1995)西部図書館開架<1983/40> |1101393874
- 【資料7】『キリスト教大事典』(日本基督教協議会文書事業部・キリスト教大事典編集委員会企画・編集 教文館 1977)西部図書館開架<1903/ 2> p672,1135|1100009969
- キーワード
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- キリスト教
- 覚醒運動
- リバイバル・ムーブメント
- 大覚醒
- 信仰復興運動
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000186234