レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/10/21
- 登録日時
- 2020/12/12 00:30
- 更新日時
- 2020/12/12 00:30
- 管理番号
- 6001046917
- 質問
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解決
ギリシア正教について知るための入門書・概説書を教えてほしい。
- 回答
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ギリシア正教関連資料の中で参考文献として挙げられている資料、正教関係者や研究者によって入門書、概説書としてよく紹介されている資料の中から、いくつか紹介。
■基本書
・『キリスト教史 3 東方キリスト教 (世界宗教史叢書3)』(森安達也/著 山川出版社 1978)
・『世界の宗教 第4 永遠のイコン ギリシア正教』(米田治泰・森安達也/著 淡交社 1969)
・『東方正教会 (文庫クセジュ)』(オリヴィエ・クレマン/著 冷牟田修二・白石治朗/共訳 白水社 1979)
・『ギリシア正教東方の智 (講談社選書メチエ522)』(久松英二/著 講談社 2012.2)
■比較的読みやすい関連図書
・『ギリシア正教入門』(高井寿雄/著 教文館 1977.12)
東京ニコライ堂聖歌隊指揮者だった高井寿雄氏によるギリシア正教の概説書。聖歌研究者のためイコン、聖歌、神礼などの信仰生活に関わる部分が多く、読みやすい。第七章が正教の歴史(p173-199)。
・『東方キリスト教の世界』(森安達也/著 山川出版社 1991.4)
キリスト教史研究者による東方キリスト教の歴史的変遷、教義・信仰などについての小文をまとめた資料。
・『正教会の祭と暦 (ユーラシア文庫)』(クリメント北原史門/著 群像社 2015.11)
正教の司祭が「祭について知る事が正教を知る近道」との考えで、現代の正教会における生活の基盤となる暦、主な宗教行事とその背景について説明。 p100-105に簡単な用語解説がある。
・『イコンの道:ビザンティンからロシアへ』(川又一英/文・写真 東京書籍 2004.2)
12のキーワードを用いて東方正教の歴史・文化を読み解いた資料。カラー写真が豊富で読みやすい。
当館未所蔵のため内容は未確認だが参考になりそうなのであわせて紹介。
・『ギリシャ正教(講談社学術文庫)』(高橋保行/著 講談社 1980.7)
・『知られていなかったキリスト教:正教の歴史と信仰』(高橋保行/著 教文館 1998.2)
・『オーソドックスとカトリック:どのように違うのか歴史と多様性を知る』(及川信/著 サンパウロ 2011.4)
[事例作成日:2020年10月21日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 各教派.教会史 (198 10版)
- 参考資料
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- キリスト教史 3 山川出版社 1978
- 世界の宗教 第4 淡交社 1969
- 東方正教会 オリヴィエ・クレマン∥著 白水社 1979
- ギリシア正教東方の智 久松/英二∥著 講談社 2012.2
- ギリシア正教入門 高井寿雄著 教文館 1977.12 (173-199)
- 東方キリスト教の世界 森安/達也∥著 山川出版社 1991.4
- 正教会の祭と暦 クリメント北原史門‖著 群像社 2015.11
- イコンの道 川又/一英∥文・写真 東京書籍 2004.2
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000290571