レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/09/21
- 登録日時
- 2017/09/23 00:30
- 更新日時
- 2017/10/03 12:29
- 管理番号
- R1001225
- 質問
-
解決
木魚の作り方を知りたい
- 回答
-
木魚製作所の連絡先(ホームページ)の紹介と仏具店へのお問い合わせをおすすめしました。
- 回答プロセス
-
1.Opacフリーワード“木魚”&“作り方”
→ヒットなし
キーワード変更“木魚”
→・『仏像の持ちもの小事典 』
・『 日本大百科全書 22』を紹介。
もっと木魚が載っている本をご希望。
2.木魚が載っている所蔵本の検索
フリーワード“仏具”
→仏教の本や仏具、伝統工芸に関する一般書・児童書数冊ヒット。
内容を確認しましたが、やはりお求めのものではありませんでした。
3.再度レファレンスインタビュー(担当者交代)
作ってみたいので木魚の全体写真や全体図、デザインなどが欲しいとのこと。
仏具のパンフレットなどが参考になるのではと思い、そのままお伝えすると、
そこは思いつかなかったと納得されました。
ただし、他に資料がないか、念のため再検索。
4.リサーチ・ナビ(http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/)“木魚”
→『住まいと暮らしの質問室 』ヒット
p.377「木魚をつくりたい」
木魚を作りたいという質問に対する回答が紹介されています。
図はありませんが、大まかな作り方、歴史、材料、全国の産地などの紹介あり。
平成2年の段階で日本で使用されている木魚の90%が台湾製であること、
国産の数は約5千個と推測されること、また職人の探し方なども紹介されています。
また書籍などもないので仏具店を通して調べることをすすめる文言がありました。
質問者にとっても、その他目新しい情報はなかった様子です。
5.レファレンス協同データベース“木魚”
→「木魚のつくりかたについて」(三重県立図書館)ヒット
(https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000074518)
調べてみるものです。同じような質問がありました。
この回答では『尾張野の伝統工芸』の書籍紹介(当館未所蔵)と伝統産業である愛知県にある木魚製作所のサイトが紹介されていました。
サイトではデザインや製造工程を見ることができます。
サイト管理者が知る限りでは本国内の木魚作りの工房は9軒のみ、との記述もありました。
質問者にサイトと内容をご紹介したところ、ご希望の内容でした。
実際に館内PCでご自身で内容確認の後、ご自宅でゆっくり見たいとアドレスを控えてお帰りになりました。
調査終了
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏会 (186)
- 芸術史.美術史 (702)
- 参考資料
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- 秋山正美/著 燃焼社 1992.5 186.8 , ISBN 4-88978-923-5
- 日本大百科全書 22 小学館 1988.7 031 , ISBN 4-09-526022-X
- 住まいと暮らしの質問室 「室内」編集部/著 新潮社 2009.4 597 , ISBN 978-4-10-603634-7
- リサーチ・ナビ http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/ 2017/9/21
- 木魚のつくりかたについて https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000074518 2017/9/21 (レファレンス協同データベース(三重県立図書館))
- 加藤木魚製造所 http://www.c-d-k.ne.jp/~mokugyo/kotei.htm 2017/9/21
- キーワード
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- 木魚
- 仏具
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000222337