レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/03/07
- 登録日時
- 2021/12/29 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:41
- 管理番号
- M21040416214740
- 質問
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「備前国神名帳」を見たい。
- 回答
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資料①『備前国神名帳』(岡山県立図書館所蔵)あり。巻末に「弘安八年二月於神上金剛寺書写畢」、「和気郡本荘尺所村里正高原氏所蔵本之写」とあるので、弘安8年(1285)に写した本のさらに後世の写しと考えられる。
活字資料としては以下がある。
※資料名、「○○本」の表現は各資料による。
資料②『国内神名帳の研究 資料編』には、以下の神名帳が収録されている。
・「備前国神名帳」・・・西大寺所蔵本を底本とし、小神富春書入本、宝永本、慶安本、岩瀬文庫本、明治7年注進本との異同を示した資料。
・「備前国神名帳」・・・岡山県立図書館所蔵本を底本とし、岡山市立図書館蔵本との異同を示した資料。
・「備前国神名帳」・・・岡山市立図書館所蔵本を底本とし、総社本との異同を示した資料。
資料③『邑久郡史 下巻 改訂版』では、邑久郡以外は省略して数種類紹介している。
・「備前国神名帳」(金剛寺本)
・「備前国中大小神祇」(一宮本)
・「国内神名位階記」(応永本、八日市本、山本氏本といわれるもの)
・「神名帳」(西大寺本)
・「備前国神名帳」(綿抜本)
・「備前国神名帳」(小神富春所註)
資料④『岡山県古社神名帳』には、「備前国神名帳」(内務省神社局考証官・宮地直一所蔵本を底本に、慶安本、富春書入本、明治7年注進本、宝永本との異同を示す)を収録している。
資料⑤『現存国内神名帳』には、5種類を収録している。
・「備前国神名帳」・・・綿抜本または総社本といわれるもの。
・「国内神名位階記」・・・山本本または八日市本、応永写本といわれるもの。
・「神名帳」・・・西大寺本または明応4年写本といわれるもの。
・「備前国中大小神祇」・・・康永元年または一宮本といわれるもの。
・「備前国神名帳」・・・神上金剛寺本
資料⑥『神祇全書 第5輯』には、3種類を収録している。
・「備前国神名帳」・・・山本本(新居正道の写し)を底本に、神社覈録所収本にて校正
・「備前国神名帳考」・・・神宮林崎文庫蔵本
・「備前式社考」・・・帝国図書館蔵本
資料⑦『和気郡史 資料編 上巻』には部分であるが、「備前国神名帳」として3種類を収録している。
・「備前国百廿八社神位付神名帳」・・・岡山県総合文化センター所蔵写本から
・「備前国内祝給鎮守諸大明神」・・・永山卯三郎著『現存国内神名帳』から
・「備前国神名帳」・・・永山卯三郎著『現存国内神名帳』から
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 神道 (170 9版)
- 参考資料
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資料① 『備前国神名帳』(岡山県立図書館所蔵) http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/kyo/M2004093019575642499.(確認2021.4.4)
資料② 三橋健『国内神名帳の研究 資料編』 おうふう,1999,758p.参照はp.394-428.
資料③ 邑久郡史刊行会『邑久郡史 下巻 改訂版』落合町(真庭郡) 作陽新報社,出版年不明,953p,参照はp.198-202.
資料④ 藤巻正之『岡山県古社神明帳』岡山 岡山県神職会,1925,25p.
資料⑤ 永山卯三郎『現存国内神名帳』岡山 吉田書店,1941,144p.参照はp.93-116.
資料⑥ 佐伯有義『神祇全書 第5輯」 思文閣,1971,697p.参照はp.385-412.
資料⑦ 和気郡史編纂委員会『和気郡史 資料編 上巻』 和気郡史刊行会,1981,1681p.参照はp.169-172.
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資料① 『備前国神名帳』(岡山県立図書館所蔵) http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/kyo/M2004093019575642499.(確認2021.4.4)
- キーワード
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- ビゼンノクニシンメイチョウ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2021040416254114740
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000309718