レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/5/4
- 登録日時
- 2021/12/29 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M21061010415008
- 質問
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スキャニメーションやスリットアニメと呼ばれる手法について分かる本が読みたい。
- 回答
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①『しかけ絵本』には、ルーファス・バトラー・セダー作『ギャロップ!!』(大日本絵画,2008)が紹介されており、「一番上は黒地に細いストライプのフィルムが張られ、その下にシルエットで描かれた動物たちの絵。普通に見るとただの止まった絵なのに、頁を開くことで絵が引っぱられ、動いて見えるのだ。」と記載されている。
②『びっくり!!トリックアート 6』には、「スリットで変化する絵」として、スリットを左右に動かすことによって違うものが見えたり、動いて見えたりする絵の実際の作り方がイラストで紹介されている。型紙も掲載されている。
③『子どもと科学よみもの』には、「スリット・アニメというのは、透明シートに印刷したスリットを動かすと、下の図案の見える部分が変わるので、絵が動いて見える、というものです。」と記載されている。また、カード型で、しかけ絵本のように開け閉めで絵が動いて見える工作も紹介されている。台紙型紙、図案、スリットが掲載されているが、原寸大ではない。また、紹介されているHPアドレス( http://homepage2.nifty.com/pascal/jtool88.html )は現在リンク切れとなっている。(2021/5/4 18:30確認)
④『メディア工作ワークブック』には、「スリットアニメーションとは、同じモチーフの連続した動きを複数描いて1枚に重ね合わせ、細い切り込みの入ったスリットシートを上下させるとあたかも絵柄が動いて見えるという不思議なパラパラアニメーション。」と記載されている。また、自分でスリットアニメーションを制作することができるガイドとスリットシートが付属しており、作り方も掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 異常心理学 (145 9版)
- 参考資料
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①『しかけ絵本』 平凡社,2018,159p. 参照はp.124.
②おまけたらふく舎『びっくり!!トリックアート 6』 汐文社,2012,47p. 参照はp.22-25.
③原田佐和子「9月の科学遊び分科会スリット・アニメほか」『子どもと科学よみもの』No.406,2010.11,p.24.
④パンタグラフ『メディア工作ワークブック』 グラフィック社,2017,142p. 参照はp.14-17.
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①『しかけ絵本』 平凡社,2018,159p. 参照はp.124.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2021061010413515008
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000309735