レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20200901
- 登録日時
- 2021/03/06 00:30
- 更新日時
- 2021/03/09 10:00
- 管理番号
- 中央-2020-30
- 質問
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解決
インドで本の冒頭に入れる、ガネーシャに祈りを捧げる文言がわかる資料を知りたい。
- 回答
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都立図書館の蔵書検索で<ガネーシャ><インド神話>などをキーワードに調査した。以下の資料に、本の冒頭に置くガネーシャ神への献辞について記述があった。
資料1:『歓喜天とガネーシャ神』
p.[7](目次と「まえがき」の間)に、ガネーシャ神のイラストとサンスクリット文字のマントラ、漢字の「南無奉献吉祥歓喜天」が掲載されています。
p.92「人によっては著作の巻頭にガネーシャへの献辞を掲げることもある。本書の巻頭のマントラがそうだ。これはいちばん一般的なもので「オーム・シュリー・ガネーシャーヤ・ナマハ」と読む。」
資料2:『インド曼陀羅大陸 神々/魔族/半神/精霊』
p.73「ガネーシャへの信仰は深い。哲学、数学、天文学などの書物には、その冒頭に必ず“Sriganesayanamah=シュリー・ガネーシャーヤ・ナマハ”つまり「聖ガネーシャ神に帰命する」という文句が記されるほどである。」
資料3:『インド神話入門』
p.74「また同様に著作を発表する場合、巻頭にガネーシャへの献辞「オーム・シュリー・ガネーシャーヤ・ナマハ=唵、聖ガネーシャ神に帰命す」を掲げることは今日でもしばしば見られます。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 民間信仰.迷信[俗信] (387 9版)
- 宗教史.事情 (162 9版)
- その他の東洋思想.アジア哲学 (129 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】歓喜天とガネーシャ神 / 長谷川 明/著 / 青弓社 / 2002.3 <387.0/5038/2002>
- 【資料2】インド曼陀羅大陸 神々/魔族/半神/精霊 / 蔡 丈夫/著 / 新紀元社 / 1991.12 (Truth in fantasy 11) <1290/3022/91>
- 【資料3】インド神話入門 / 長谷川明/著 / 新潮社 / 1987.11 (とんぼの本) <1622/14/87>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000294745