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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2019-048
事例作成日
(Creation date)
2018年06月21日登録日時
(Registration date)
2019年07月19日 14時05分更新日時
(Last update)
2020年03月10日 16時30分
質問
(Question)
正岡子規が熊谷を訪れた時に詠んだ俳句や、そのことについて書いた日記などがあるか知りたい。
回答
(Answer)
武蔵野で詠んだ句や随筆が収録されている下記の資料を紹介した。

『子規全集 第1巻 俳句』(正岡子規著 講談社 1975)
 p5-172「寒山落木 明治十八年ヨリ同二十五年マデ」
 p42「明治廿四年 冬」
 「松山百穴」の句題に、3首あり。
 p599「解題」に「木枯や あら緒くひこむ 菅の笠」の記載があり、「子規は「明治二十四年の暮の事」としているが、子規庵に笠を残していた十一月上旬の川越方面への紀行か。」とあり。
『子規全集 第4巻 俳論俳話』(正岡子規著 講談社 1975)
 p473-485「我が俳句」
 p481で明治24年の武蔵野漫遊について触れている。
『子規全集 第5巻 俳論俳話』(正岡子規著 講談社 1976)
 p457-472「獺祭書屋俳句帖抄上巻を出版するに就きて思ひつきたる所をいふ」
 p462-463「少し眼が開いたように思ふので旅行をして見たくて堪らなくなって三日ほど武蔵野を廻って来た。此時得た句が」とあり、武蔵野で詠んだ三句の記載あり。明治二十四年の暮の事とあり。
『子規全集 第10巻 初期随筆』(正岡子規著 講談社 1975)
 p617-627「常盤豪傑譚」
 「明治廿四年十一月上旬旅行中熊谷小松屋ニテ書初ム」とあり。
『子規全集 第12巻 随筆』(正岡子規著 講談社 1975)
 p439-441「我室」
 p439に明治24年の忍、熊谷、川越、松山旅行を思い出しての一句の記載あり。
『子規全集 第22巻 年譜・資料』(正岡子規著 講談社 1978)
 p165-166「十一月上旬」
 「忍、熊谷、川越を回り吉見の百穴を見物して帰る。熊谷の小松屋、川越今福屋にそれぞれ一泊。この吟行で写生に開眼を意識する。(中略)熊谷の宿で「常盤豪傑譚」を書き始める。」とあり。
回答プロセス
(Answering process)
1 『子規全集』を調べる。
『子規全集 第1巻 俳句』(正岡子規著 講談社 1975)
 p5-172「寒山落木 明治十八年ヨリ同二十五年マデ」
 p42「明治廿四年 冬」
 「松山百穴」の句題に、3首あり。
 p599「解題」に「第5巻『俳論俳話二』「獺祭書屋俳句帖抄上巻を出版するに就きて思ひつきたる所をいふ」以下、「俳句・帖抄序」と称す」とあり。

2 1の解題に書かれていた『子規全集 第5巻 俳論俳話』(正岡子規著 講談社 1976)を確認する。

3 正岡子規関係の資料を確認する。
武蔵野旅行や旅行中に詠まれた歌に関する記述あり。

4 埼玉県の俳諧に関する資料を確認する。
『埼玉俳諧人名辞典』(内野勝裕編著 さきたま出版会 2003)
 p65「子規」
 「『寒山落木』に載る明治二十四年の武蔵野旅行で生まれた二句を引く。」として二句が紹介されている。

5 埼玉関係データベースを〈子規〉で検索する

6 《国会図書館レファレンス協同データベース》 https://crd.ndl.go.jp/reference/  国会図書館)を〈正岡子規 & 埼玉〉で検索する。
「『新埼玉文学散歩 上』(榎本了著 まつやま書房 1981)p31に載っている正岡子規の句「神の代はかくもありけん冬篭」の解説を読みたい。吉見百穴を詠った句で、句集「寒山落木」に収録されている」(埼玉県立久喜図書館  https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000015917

7 6の参考資料を確認する。
『埼玉の文学』(秋谷豊編 さきたま出版会 1979)
 p81「3 北の平野を舞台に 熊谷市 妻沼町(後略)」の章あり。

8 さいたま文学館が発行している資料を確認する。
『埼玉の文学 開館記念誌』(さいたま文学館編 さいたま文学館 1997)
 p71「埼玉の豊かな文学風土」の正岡子規の記述に「ほかにも子規は川越や行田、吉見、熊谷を訪れており、この間のことは『寒山落木』(明治三十一)や『墨汁一滴』(明治三十五)に俳句と共に記されている」とあり。

9 「墨汁一滴」を確認する。
『子規全集 第11巻 随筆』(正岡子規著 講談社 1975)
 p91-227「墨汁一滴」 
 p214-215 明治24年9月の大宮への旅行についての記述あり。


ウェブサイト・データベースの最終アクセスは2018年6月21日。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション  (090 9版)
詩歌  (911 9版)
参考資料
(Reference materials)
『子規全集 第1巻 俳句』(正岡子規著 講談社 1975)
『子規全集 第4巻 俳論俳話』(正岡子規著 講談社 1975)
『子規全集 第5巻 俳論俳話』(正岡子規著 講談社 1976)
『子規全集 第10巻 初期随筆』(正岡子規著 講談社 1975)
『子規全集 第12巻 随筆』(正岡子規著 講談社 1975)
『子規全集 第22巻 年譜・資料』(正岡子規著 講談社 1978)
キーワード
(Keywords)
正岡 子規(マサオカ シキ)
俳諧
熊谷市-埼玉県
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000258846解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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