以下の資料や論文を紹介した。
(1)『表現の自由と「図書館の自由」』日本図書館協会図書館の自由に関する調査委員会/編
日本図書館協会 2000.5
神戸児童殺傷事件報道をめぐる図書館の反応がまとめられている。
Ⅱ 神戸児童殺傷事件報道をめぐる図書館の対応
p28~37 児童連続殺傷事件の概要と経過
p29 2マスコミの報道状況
p38~49 ジャーナリズムの倫理と神戸児童連続殺傷事件関連資料の問題
p39~42 1 神戸事件とメディア情報提供の問題点
(2)『神戸小学生殺人事件 わたしはこう思う〜455人の声』神戸小学生殺人事件を考える会/編 同文書院 1997.8
23の質問項目によるアンケートをもとに、全国の一般の人がこの事件をどう受けとめたのか、まとめた本。
p 12~15 神戸小学生殺人事件の経過(概略)
p 61~113 マスコミ報道をめぐって
p 218~230 マスコミは事件をどう報道したか
(3)『報道される側の人権』飯室 勝彦/[ほか]編 明石書店 1997.12
「報道される側の人権」を軸に、報道のあり方について考えた本。
p 23~40 1 児童連続殺傷事件—新聞の場合
p 41~61 2 児童連続殺傷事件—テレビの場合
p62~77 3 児童連続殺傷事件—雑誌の場合
(4)『命の重さ取材して 神戸・児童連続殺傷事件』産経新聞大阪本社編集局/著
産経新聞ニュースサービス 1997.10
現場記者が事件の3カ月を綴ったドキュメント。
(5)『新聞研究 2000年12月号』
特集 少年法改正と取材・報道
P22~25 報道使命と人権と競争と―神戸・連続児童殺傷事件取材を振り返って
(6)「新聞・週刊誌の事件報道にみるプライバシー問題--神戸児童連続殺傷事件記事の内容分析から」
東洋大学社会学部紀要 東洋大学社会学部紀要 44(1), 67-84, 2006-11 東洋大学社会学部
大手新聞と週刊誌における事件の報道について、犯人のプライバシーに係る事柄がどれくらい報道されたかを、
時期を追って分析した論文。