レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/03/11
- 登録日時
- 2021/04/01 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:31
- 管理番号
- M21032311211899
- 質問
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昭和戦前期(~1945)に岡山県立図書館が開設した慰安文庫とはどのようなものか。
- 回答
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資料①『岡山県立図書館60年史』によると、
昭和12年7月7日「傷病兵慰安文庫を陸軍病院に備える」
同日「出征軍人遺家族に図書無料貸出および慰安文庫発送」
昭和12年12月「戦線慰安文庫を北支赤柴部隊に500冊発送」
昭和13年6月20日「傷病兵慰安および将来の職業選定、精神修養の目的で発送した陸軍病院図書を増加しとくに館員1名が出張し貸出を行う」
とある。
資料②『本県の図書館界 第12 昭和12年9月末調』には、軍務公用者留守宅に慰安文庫を設けたこと、資料③『本県の図書館界 第13 昭和13年9月末調』には、戦線慰安文庫として赤柴部隊に図書を発送したこと、岡山衛戍病院へ傷病兵慰安文庫を編成したことなどが出ている。
資料④『合同新聞』(昭和12年8月4日朝刊)には、県立図書館の試みとして慰安文庫を編成した記事が出ている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 図書館サービス.図書館活動 (015 9版)
- 参考資料
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資料① 岡山県総合文化センター『岡山県立図書館60年史』岡山 岡山県総合文化センター,1967,151p.参照はp.47.
資料② 岡山県中央図書館『本県の図書館界 第12 昭和12年9月末調』岡山 岡山県中央図書館,1937,37p.参照はp.12.
資料③ 岡山県中央図書館『本県の図書館界 第13 昭和13年9月末調』岡山 岡山県中央図書館,1938,69p.参照はp.4,20,37.
資料④ 『合同新聞』(昭和12年8月4日付朝刊) 合同新聞社.参照はp.2.
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資料① 岡山県総合文化センター『岡山県立図書館60年史』岡山 岡山県総合文化センター,1967,151p.参照はp.47.
- キーワード
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- 傷病兵慰安文庫
- 戦線慰安文庫
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2021032311250311899
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000296194