レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/11/30
- 登録日時
- 2022/02/25 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M21122317415118
- 質問
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最上図書館について、資料①『岡山県図書館協会年表』には昭和34年(1959)4月開館、資料②『岡山県図書館協会会報 第33号』には昭和37年(1962)4月設立、とあった。
どちらが正しいのか。
- 回答
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『日本の図書館』への初出は、資料③『日本の図書館 1966』であるが、設立年については情報なし。
資料④『岡山の図書館』には「創立 昭和三七年四月」とある。
資料⑤『潤華』には「昭和三七 最上図書館及び稲荷山仏教文化研究所創立」とある。
資料⑥「昭和三十六年を顧みて」によると、「稲荷山図書館を完成」の項目があり、「(前略)将来大図書館の完成をめざして、年々書籍の貯蔵につとめてまいりましたが取敢ず三間に五間の蔵を改造して書架を設け、書庫とし、専任者を置いて分類、配列を終りましたので、今回三間四方の一棟を建て閲覧室とし、一般に開放して居ります。蔵書約一万冊。」とあり、発行の昭和36年12月時点で一般に開放していることが分かる。
資料⑦『土 金光図書館報』(第73号)には、岡山県図書館協会総会(昭和37年5月7日)における昭和37年度の新加入団体会員として最上図書館があがっている。
その他、資料⑧『岡山県図書館協会年譜』、資料⑨『岡山県総合文化センター館報』も確認したが、最上図書館に関する記述は見つからなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 専門図書館 (018 9版)
- 参考資料
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資料③ 日本図書館協会『日本の図書館 1966』 日本図書館協会,1967,175p.参照はp.48.
資料④ 黒崎義博『岡山の図書館』岡山 日本文教出版,1991,173p.参照はp.170
資料⑤ 稲荷日應『潤華』岡山 最上教報社,2003,239p.参照はp.215.
資料⑥ 牧田恵清「昭和三十六年を顧みて」『最上教報』第141号,1961.12,参照はp.1.
資料⑦ 「岡山県図書館協会総会」『土 金光図書館報』第73号,1962.6,参照はp.2-3.
資料⑧ 岡山県図書館協会『岡山県図書館協会年譜』岡山 岡山県図書館協会,1971,32p.
資料⑨ 『岡山県総合文化センター館報』 岡山県総合文化センター.
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資料③ 日本図書館協会『日本の図書館 1966』 日本図書館協会,1967,175p.参照はp.48.
- キーワード
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- 最上稲荷
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2021122317444115118
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000312543