レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/10/07
- 登録日時
- 2018/12/27 00:30
- 更新日時
- 2018/12/27 00:30
- 管理番号
- M18100717390511
- 質問
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江戸幕府の許可を得ず、飢饉の際に蔵米を解放し、責任をとって自害した笠岡の代官がいたと聞いた。
名前や経歴を知りたい。
- 回答
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資料1に歴代代官の治績がまとめられており、十四代「井戸平左衛門 窪島作右衛門」の頁に「いも代官の伝説」「井戸代官自刃説」「史実の井戸代官」という記述がある。
同書では、飢饉の際に官庫を開いたのは石見国大森に赴任していた頃とし、また、自殺説を否定している。
各代官の治績等については、笠岡鳥越家所蔵の『管轄庁沿革』、田中舜治氏の遺稿『笠岡歴代代官記』などを参考にした旨の記述があるが(p.174)、どちらも自館には所蔵がなかった。
田中舜治氏の笠岡歴代代官についての新聞連載(資料2)では、市史で十代代官としている鈴木を数えず、井戸を十三代代官としている。
名前がわかったので、種々の人物辞典もあわせて案内した。
そのうちの資料3では、自殺説と病死説があることを紹介している。
ほかにも伝記や児童書(資料4)などが刊行されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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資料1 笠岡市史編さん室/編『笠岡市史 第二巻 』笠岡 笠岡市,1989,622p. 参照はp.209-213.
資料2 昭和45年9月25日~中国新聞新聞連載「歴代笠岡代官」第6・7回(新聞切抜集「歴代笠岡代官」所収)
資料3 岡山県歴史人物事典編纂委員会/編『岡山県歴史人物事典』岡山 山陽新聞社,1994,1254p. 参照はp.110-111.
資料4 遠藤孝次 /作・画『まんが井戸平左衛門 いも代官伝』井戸平左衛門奉賛会,2016(1990年刊の再刊),93p.
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資料1 笠岡市史編さん室/編『笠岡市史 第二巻 』笠岡 笠岡市,1989,622p. 参照はp.209-213.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018100717372990511
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000249382