レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2018/10/26 16:47
- 更新日時
- 2018/11/07 08:45
- 管理番号
- 2018-10-25-1
- 質問
-
解決
<授業:課題研究>
「透明骨格標本を作りたい」
作り方はインターネットで調べた。染色の仕方などの載っている図書がないか
- 回答
-
<自館資料>
①『新観察・実験大事典 生物編2 動物 』「新観察・実験大事典」編集委員会編 2002東京書籍
*「プラスチック封入標本の作り方」の項に「発展」として、
「二重染色法を用いた透明標本の作り方」があり、
工程を図で表わしている。
②『標本の作り方:自然を記録に残そう』大阪市立自然史博物館編著 2007 東海大学出版会
*「薬品によって筋肉を透明化し骨を色素で染める方法」の項
がある。「薬品の入手が困難」であるとし、記述は少ない。
参考文献として論文③④をあげている。
<論文>
③「魚類の分化と適応--透明骨格標本の教材化-1-(実験・観察のペ-ジ-103-)」(『遺伝 38(9』, p67-69,図巻頭2p, 1984-09 裳華房 )
④「改良2重染色法による魚類透明骨格標本の作製」(『養殖研究所研究報告 (20)』 p11-18, 1991 水産庁養殖研究所)
*「安価で容易にかつ早くきれいに透明標本を作製できる点で
従来の方法より優れている。また,染色を行う際の2,3の
重要な点についても言及」(CiNii Articles の抄録より)
* CiNii Articles からダウンロード可能。
⑤「透明骨格標本の作製」(『仙台市科学館研究報告 (25)』18-20, 2016-03-31)
*「高価な試薬を極力使用せず,安価で美しく仕上げる方法を
模索した」(CiNii Articles 抄録)
* CiNii Articles からダウンロード可能。
*引用文献として⑥を挙げている。
⑥「生物部透明骨格標本の作り方」(熊本県立御船高等学校)
* 同校HPから取得可能。
- 回答プロセス
-
<レファレンス協同データベース>
「標本」で検索。
神奈川県学校図書館員研究会の事例に、参考資料があるが、自館の蔵書に無い。発行年が古く入手不能。
<自館蔵書>
①のほかに下記がある。
・『おもしろ実験・ものづくり事典』左巻健男, 内村浩編著 2002 東京書籍
*この図書の索引は
『理科おもしろ実験・ものづくり完全マニュアル』
左巻健男編著(1993 東京書籍)の索引も兼ねており、
「透明骨格標本」については、『完全マニュアル』に
記載があるとあるが、『完全マニュアル』は所蔵して
いない。入手も不能。
<Cinii-Books>
「標本」で検索。解答欄の②を購入。
②は、参考文献として論文③④をあげている。
<CiNii Articles>
③④を検索。④は本文あり。
「透明骨格標本」で検索。
解答欄の論文⑤があり、⑤の本文末尾に引用文献⑥がある。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 生物科学.一般生物学 (460)
- 参考資料
- キーワード
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- 標本
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000244488