レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年09月24日
- 登録日時
- 2014/04/07 13:52
- 更新日時
- 2015/04/20 11:17
- 管理番号
- 京高図司‐2013‐06
- 質問
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未解決
京都市はパンの消費量が多いと聞いたが、それはなぜか
- 回答
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京都の人は合理的で新しいものが好きだから。また、京都市の街中は職人の町でもあるため、手軽に食べられるパンが多忙な職人に好まれたのではないかといわれている。
- 回答プロセス
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インターネットで検索したところ、「新・都道府県別統計とランキングで見る県民性」によると2008年に京都市はパンの消費量が1位になっていることがわかった。
また、総務省統計局の(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキングの平成22年~24年をみると神戸市が1位、京都市は2位であった。
パン普及協議会が運営しているウェブサイト「パンのはなし」に京都市パン協同組合理事長の回答が記載されていた。そこでは「京都人は合理的で新しい物が好き」ということと「京都市の街中は職人の町でもあるため、おやつを提供するのに、手軽に食べられるパンが好まれたのではないか」とあった。また図書で調べたところ、『京都でいちばん京都がいちばん』にも「京都人は新しいもの、合理的なものが好き」という性質の記述がある。また、「昭和40年から50年頃にかけて京都市ではベーカリーが急増し、特に和装業者が多かった西陣ではよく売れた。織物産業が急成長を迎えた時期と重なったため、片手でも手早く食べられるパンが職人たちの支持を集め、食卓に浸透していったのではないか」と記載されていた。
どちらも推測の域を出ておらず、その根拠となる事例を見つけることはできなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216)
- 日本 (291)
- 食品工業 (588)
- 参考資料
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- 『京都でいちばん京都がいちばん』京都新聞出版センター 編 , 京都新聞出版センター, 2010 , ISBN 9784763806291
- パンのはなし http://www.panstory.jp/ (2014年4月8日確認)
- 新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 http://todo-ran.com/ (2014年4月8日確認)
- 総務省統計局http://www.stat.go.jp/ (2014年4月8日確認)
- キーワード
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- 京都市
- パン
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000151943