レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年03月01日
- 登録日時
- 2020/03/19 11:28
- 更新日時
- 2023/10/19 09:41
- 管理番号
- edo2019-08
- 質問
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解決
江戸時代に日本でオーロラが観測された記録はあるか。
- 回答
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『書物學 第9巻 江戸の欲望/江戸という欲望』(【資料1】)によると、18世紀後半に著された『猿猴庵随観図会』や『星解』にオーロラの図版が描かれており、江戸時代にも日本でオーロラが観測されたことがあるとしています。
古典籍にはオーロラは「赤気」などの語で書かれていることが多いようですが、単に赤気と記されていても、それが本当にオーロラであったかは吟味が必要です。赤気について書かれた史料とその記述は、『日本の気象史料 2 雷・旋風ほか』(【資料2】)や『近世日本天文史料』(【資料3】)で調べることができます。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 気象学 (451 10版)
- 日本史 (210 10版)
- 参考資料
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- 【資料1】『書物學 第9巻 江戸の欲望/江戸という欲望』(勉誠出版 平成28年11月1日 0205 / 001 /0009)p.36-43
- 【資料2】『日本の気象史料 2 雷・旋風ほか』(中央気象台・海洋気象台/編 原書房 昭和51年7月20日 4519 / 009 /0002)p.685-698
- 【資料3】『近世日本天文史料』(大崎正次/編 原書房 平成6年2月26日 4402 / 005 /094)p.583-596
- 【資料4】『オーロラの日本史 古典籍・古文書にみる記録』(ブックレット〈書物をひらく〉 18)(岩橋清美,片岡龍峰/著 平凡社 2019年03月13日 4517/1/019)
- 【資料5】『日本に現れたオーロラの謎 時空を超えて読み解く「赤気」の記録』(DOJIN選書 087)(片岡龍峰/著 化学同人 2020年10月31日 4517/1/020)
- 【資料6】「江戸時代の人々が見たオーロラ」岩橋清美(『極地』通巻106号(2018年3月)日本極地研究振興会 p.16-21) (国文学研究資料館学術情報リポジトリ https://kokubunken.repo.nii.ac.jp/search?page=1&size=20&sort=controlnumber&search_type=2&q=315)
- キーワード
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- オーロラ
- 極光
- 赤気
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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<関連リンク>
国立極地研究所 https://www.nipr.ac.jp/index.html
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000276040