レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年01月19日
- 登録日時
- 2014/01/19 18:11
- 更新日時
- 2014/01/20 19:58
- 管理番号
- 20140118-6
- 質問
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解決
新版歌祭文について知りたい。
- 回答
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新版歌祭文 【しんぱんうたざいもん】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E6%96%B0%E7%89%88%E6%AD%8C%E7%A5%AD%E6%96%87 (2014/01/18確認)
デジタル大辞泉
しんぱんうたざいもん【新版歌祭文】
浄瑠璃。世話物。2巻。近松半二作。安永9年(1780)大坂竹本座初演。お染と久松との情死事件を脚色したもの。上の巻「野崎村」の段が有名。→お染久松
日本大百科全書(ニッポニカ)
新版歌祭文 しんぱんうたざいもん
浄瑠璃義太夫節(じょうるりぎだゆうぶし)。世話物。2段。近松半二(はんじ)作。1780年(安永9)9月、大坂・竹本座初演。歌祭文などで流布していたお染久松の情話を脚色、歌舞伎(かぶき)脚本『心中鬼門角(しんじゅうきもんのかど)』(1710)や、紀海音(きのかいおん)作『袂(たもと)の白(しら)しぼり』(1710)、菅専助(すがせんすけ)作『染模様妹背門松(そめもよういもせのかどまつ)』(1767)などの浄瑠璃を基にしたもので、同系の戯曲の代表作。和泉(いずみ)石津(いしづ)家の臣相良丈太夫(さがらじょうだゆう)の遺子で野崎村の百姓久作に預けられて成長した久松が、質屋油屋に丁稚(でっち)奉公中、主家の娘お染と恋仲になり、悪人たちの陰謀に巻き込まれて心中してしまう物語だが、上の巻「野崎村」が後世に残り、人形浄瑠璃でも歌舞伎でも有数の人気演目になっている。・・・
参考文献:
鶴見誠校注『日本古典文学大系52 浄瑠璃集 下』(1959・岩波書店)
国史大辞典
新版歌祭文 しんぱんうたざいもん
義太夫節の曲名。角書(つのがき)「お染久松」。世話物。二巻。近松半二作。安永九年(一七八〇)九月大坂竹本座初演。大坂の油屋の娘お染と丁稚久松との情話を扱った戯曲のうち、最も著名な作で、上の巻が座摩社(ざまやしろ)の段、野崎村の段、下の巻が長町の段、油屋の段から成る。・・・
[参考文献]
山口広一『文楽の鑑賞』、鈴木春浦『歌舞伎の型』
新版歌祭文 文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc16/uta/index.html (2014/01/18確認)
浄瑠璃集 下 / 鶴見誠校注 岩波書店 , 1959 (日本古典文學大系 ; 52)
源平布引滝.新版歌祭文.鎌倉三代記.伽羅先代萩
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 戯曲 (912 9版)
- 人形劇 (777 9版)
- 歌舞伎 (774 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- お染久松
- 新版歌祭文 しんぱんうたざいもん
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000143718