レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2019/12/20 16:24
- 更新日時
- 2019/12/20 16:24
- 提供館
- 茅野市図書館 (2310216)
- 管理番号
- 32ページ
- 質問
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未解決
茅野市がなぜ「茅野」というのか知りたい。
- 回答
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茅野市となった経緯から市名の由来を調べたところ、昭和23年5月3日町制施行により「ちの町」が誕生。その後昭和30年2月1日町村合併により「茅野町」となった。この時は茅野駅の名称を採ったとのこと。昭和33年8月1日茅野町が茅野市となる。『茅野市史 下巻』『ちの町史』には、茅野駅の名称を採用した以前のことは記載されていなかった。ちの町の前身である「永明村」は、「矢ケ崎・塚原・横内・上原村」の合併であり、「茅野村」という名称は宮川地籍(現在の宮川茅野・西茅野地区)にある。こちらの茅野村は『諏訪藩主 手元絵図』(享保18年)にも記載されている。『茅野村史話』によれば、当初茅野駅は宮川茅野に置かれる予定だったが、宮川村と永明村で誘致活動を行った結果、永明村になったとの記述がある。地名の「茅野」の由来についてはここにも記載が無く、『日本歴史地名体系20』の「茅野村」の項に「古くは千野郷と呼ばれ、神使御頭之日記の天文九年の条に「内県介 千野」とみえ…」と記述があることから、以前は「千野」という漢字だったと思われる。『地名でわかる茅野のむかし』17p~『諏訪舊蹟誌』に「智弩」について記述があるものの、「おそらく」や「かもしれない」という書かれ方であり、確実な答えが掲載された文献が見当たらない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 地理.地誌.紀行 (290)
- 参考資料
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- 茅野市史 下巻 茅野市 編集 茅野市 1988 606p~
- ちの町史 竹村 美幸 ちの町史刊行会 1995.3 501p~
- 日本歴史地名大系 20 平凡社 1979.11 344p~、366p
- 地名が語る茅野市のむかし 大久保 千鶴子 著 長野日報社 1998.9 17p~
- 諏訪史料叢書 巻14 諏訪史料叢書刊行会 編 編者 1930 22p諏訪舊蹟誌に「智弩」について記載あり
- 茅野村史話 大久保 善立 大久保善立 1976.6 11p
- 諏訪藩主手元絵図 諏訪史談会 編 諏訪史談会 1985
- キーワード
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- 茅野市
- 由来
- 茅野
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000271049