レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2021/01/21 16:24
- 更新日時
- 2021/03/31 10:05
- 管理番号
- 013
- 質問
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解決
水海道(現常総市)の由来は?
- 回答
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『角川日本地名大辞典8茨城県』892pに「古くは「水飼戸」(森下観世音縁起),「御津海道」(相馬日記)とも称され,水とのかかわりに由来するとみられる。」との記述があります。
また,最古の文献としては,宗道(現下妻市)の宗任神社水帳(検地帳のこと)に「水かへと」と記載があるようです。村縁起(村の由来書)には「田村弾正の祖先が西国から来て危難に遭ったとき,女神の導きで沼の中に難を免れ,一地点に上陸することができた。そこで,そこの地名の今井村を改めて水海の道と書いて水海道とした」との記述があるようです。
水海道出身の医師・郷土史家である冨村登氏の著書『水海道の呼び方』に諸説とその考証が載っています。
- 回答プロセス
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1.当館所蔵資料『角川日本地名大辞典8茨城県』の「水海道」の項目を参照
2.当館所蔵資料『水海道の呼び方』を参照
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 10版)
- 参考資料
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「角川日本地名大辞典」編纂委員会. 茨城県. 角川書店, 1983. (角川日本地名大辞典 ; 8)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I077725431-00 - 複製水海道の呼び方.冨村壽夫.2002.
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高田 與清/稿 , 高田 與清/稿. 相馬日記 4巻. 1818.
https://iss.ndl.go.jp/books/R000000187-I000005943-00
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「角川日本地名大辞典」編纂委員会. 茨城県. 角川書店, 1983. (角川日本地名大辞典 ; 8)
- キーワード
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- 常総市
- 水海道
- 冨村登
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000292759