レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/03/20
- 登録日時
- 2020/05/28 00:30
- 更新日時
- 2020/05/28 11:08
- 管理番号
- 所沢柳瀬-2020-002
- 質問
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解決
すみれの花を使った料理が記載されている本はないか。
- 回答
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以下の資料に、すみれの花を使った料理の記載があります。
〇『野草と暮らす365日』 山下智道/著 山と渓谷社 2018年
〇『花とハーブ』 橋本郁三/文・写真 淡交社 1998年
〇『花のくすり箱』 鈴木昶/著 講談社 2006年
〇『救荒雑草』 佐合隆一/著 全国農村教育協会 2012年
〇『薬効もある山野草カラー百科』 畠山陽一/著 パッチワーク通信社 1997年
〇『フラワー&ハーブCookBook』 ピップ・マコーマック/著 宮田攝子/訳 ガイアブックス 2015年
〇『野山のデザート』 新田聡子/著 地球丸 2006年
〇『スパイス&ハーブ辞典』 武政三男/著 文園社 1997年
〇『カラー図鑑ハーブの秘密』 ジル・デイヴィーズ/著 西村書店 2018年
〇『基本ハーブの事典』 北野佐久子/編 東京堂出版 2005年
- 回答プロセス
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1 所蔵資料の内容確認
「エディブルフラワー」、「食用花」などをキーワードに検索
【和食のレシピ等】
〇『野草と暮らす365日』 山下智道/著 山と渓谷社 2018年
p18-19 「スミレ」の項目に「スミレの葉の白和え」「マンジュリカ(スミレ)シロップのババロア」の作り方の記載があります。
〇『花とハーブ』 橋本郁三/文・写真 淡交社 1998年
p124 「スミレ・はるさめサラダ」の作り方の記載があります。
〇『花のくすり箱』 鈴木昶/著 講談社 2006年
p14 お茶の作り方について記載があります。
レシピはないが、「花の二杯酢、葉の和え物、浸し物、煮物、天ぷら、スミレ飯」にして食していたとの記載があります。
〇『救荒雑草』 佐合隆一/著 全国農村教育協会 2012年
p132-133 「どの種類のスミレも食べられるといわれている。若芽、若葉はお浸しや天ぷらに、花はサラダに、根はトロロにして食べる。」「葉は茹でて水に浸して食べる。根はよく煮詰めて、水にさらして食べるか細切りにしてご飯に混ぜて食べる。」と記載があります。
レシピはないが、「お浸し、和え物、すまし汁、塩漬、花の糖蜜・砂糖煮」にするとの記載があります。
〇『薬効もある山野草カラー百科』 畠山陽一/著 パッチワーク通信社 1997年
p32 「オオバキスミレ」の食べ方について「つぼみのついた新芽を摘み、かるくゆでて水にさらし、おひたし、あえ物、煮つけ、汁の実にする。生のまま天ぷら、サラダ、料理の彩りに使う。」との記載があります。
p33 「スミレサイシン」の食べ方について「開花直前までの新芽を摘み、ゆでておひたし、酢の物、汁の実など。」との記載があります。
【洋食やデザートのレシピ等】
〇『フラワー&ハーブCookBook』 ピップ・マコーマック/著 宮田攝子/訳 ガイアブックス 2015年
p140-141 「スミレのスコーン」の作り方の記載があります。
〇『野山のデザート』 新田聡子/著 地球丸 2006年
p18-19 「すみれの花の砂糖がけ」「すみれの花のゼリー」の作り方の記載があります。
〇『スパイス&ハーブ辞典』 武政三男/著 文園社 1997年
p109-110 「スイートバイオレット」「生の花や若葉は、サラダに混ぜて生のままで食べたり、乾燥させてハーブティーとしても利用できる。フランスには昔からその名も「バイオレット」という料理があるが、これは花をゆでてどろどろにつぶし、ミルク、米の粉、砂糖か蜂蜜を混ぜたもの。また古代ローマ人はバイオレット入りのワインを好んだといわれるが、これにならって、果実酒に漬け込んで香りと色を楽しんでもよいだろう。」と記載があります。
〇『カラー図鑑ハーブの秘密』 ジル・デイヴィーズ/著 西村書店 2018年
p70 「スイートバイオレット/ニオイスミレ」について、「料理に使うには」の項目に「スフレのシロップ、クリーム、デザート、リキュール、スコーン、マシュマロ、シャーベットに。花の砂糖漬けをデザートの飾りに。生の花はチョコレート、サラダ、ローストチキンの詰め物に。ラズベリーともよく合う。」との記載があります。
〇『基本ハーブの事典』 北野佐久子/編 東京堂出版 2005年
p58 「スイート・ヴァイオレット」の料理について「『ヴァイオレット』は特に有名なお菓子。これはスミレの花びらをゆでて、つぶし、粉、ミルク、蜂蜜で甘さを加えたもので、貴族たちが好んだ」その他の記載があります。
△『西洋中世ハーブ事典』 マーガレット・B.フリーマン/著 八坂書房 2009年
p148 「ニオイスミレ」の項目に「15世紀のある写本の中で、スミレは『ポタージュ用ハーブ』、さらには『ソース用ハーブ』のひとつに挙げられている。『スミレの花』は『サラダ用』である。『パリの家長』はスミレの葉をハーブオムレツに入れた」との記載があります。
△『イラストで見る世界の食材文化誌百科』 ジャン=リュック・トゥラ=ブレイス/著 原書房 2019年
p177 「花」の項目に「野生のスミレは牛肉のひと切れと相性がいい」との記載があります。
△『ハーブBOOK』 新星出版社 1996年
p99 「スウィートバイオレット」の項目に「花は砂糖菓子にしたり、リキュール類の香りづけに、また葉とともにサラダや肉のつけ合わせにも用います」との記載があります。
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品.料理 (596 9版)
- 植物学 (470 9版)
- 工芸作物 (617 9版)
- 参考資料
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- 野草と暮らす365日 山下智道/著 山と溪谷社 2018.7 470 978-4-635-58039-7
- 花とハーブ 橋本郁三/文・写真 淡交社 1998.7 596.3 4-473-02031-2
- 花のくすり箱 鈴木昶/著 講談社 2006.5 499.87 4-06-213426-8
- 救荒雑草 佐合隆一/著 全国農村教育協会 2012.9 471.9 978-4-88137-151-0
- 薬効もある山野草カラー百科 畠山陽一/著 パッチワーク通信社 1997.6 657.86 4-89396-282-5
- フラワー&ハーブCookBook ピップ・マコーマック/著 ガイアブックス 2015.1 596.3 978-4-88282-935-5
- 野山のデザート 新田聡子/著 地球丸 2006.4 596.37 4-86067-123-6
- スパイス&ハーブ辞典 武政三男/著 文園社 1997.1 617.6 4-89336-101-5
- カラー図鑑ハーブの秘密 ジル・デイヴィーズ/著 西村書店 2018.5 617.6 978-4-89013-789-3
- 基本ハーブの事典 北野佐久子/編 東京堂出版 2005.12 617.6 4-490-10684-X
- キーワード
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- エディブルフラワー
- 食用花
- すみれ
- 野草
- 料理
- バイオレット
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000282480