レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/06/17
- 登録日時
- 2010/07/03 02:00
- 更新日時
- 2011/02/10 14:17
- 管理番号
- 長野市立長野-05-008
- 質問
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解決
水あかの正体はなんでしょうか。
- 回答
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水道水中に含まれるケイ酸が原因のようです。
- 回答プロセス
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『水の百科事典』
p638
「水垢 1、スケール」
p445
「スケール (中略)一般にスケールはカルシウム塩、ケイ酸塩などが多い。」
『洗剤・洗浄百科事典』
p620-621
「カルシウムのほかにケイ素由来のピークが認められ、セッケンかす汚れに加えて水あか汚れも存在していることが推測される。」
p628
「水洗トイレによくみられる水あか汚れは、水道水中の水質に起因することが多く、水道水に含有されているケイ酸が陶器表面のガラス質と反応して不溶性のケイ酸スケールをつくり、水の蒸発→濃縮→経日によるエイジングといった過程において高分子量化(縮合)し、-SiO-結合のネットワーク化が進行して落ちにくい強固な汚れに変化していく。」とある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 無機化学 (435)
- 参考資料
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- 『水の百科事典』高橋 裕/〔ほか〕編 丸善 1997.09 <R435ミ>
- 『洗剤・洗浄百科事典』皆川 基/編集,藤井 富美子/編集,大矢 勝/編集 朝倉書店 2003.10 <R576セ>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000068711