レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/4/1
- 登録日時
- 2019/12/14 00:30
- 更新日時
- 2019/12/15 15:20
- 管理番号
- 葛中-2019016
- 質問
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解決
水元という地名の由来と、現在の水元地域になるまでの歴史が知りたい。
- 回答
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水元という呼び名は、『かつしかの地名と歴史』によると、小合溜井からきていると書かれています。この小合溜井は、江戸幕府が1729(享保14)年、井沢弥惣兵衛に命じて作らせた溜井で、東葛西領の灌漑用水として利用された水源地でもあったことから、水の元、水元となったと言われています。
水元という地名が正式に使われるようになったのは、1889(明治22)年、それまでの上小合村・下小合村・小合新田・猿ヶ又村・飯塚村が合併し、南葛飾郡水元村となったのが最初です。
その後、1932(昭和7)年、葛飾区が誕生し、水元村は、水元小合上町・水元小合町・水元小合新町・水元猿町・水元飯塚町となりました。
さらに、1981(昭和56)年、住居表示の施行に伴い、東水元・水元・水元公園・西水元・南水元に変更され、現在に至っています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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1 『かつしかの地名と歴史』 葛飾区郷土と天文の博物館/編 葛飾区郷土と天文の博物館 2005,p.48-51
2 『葛飾区の歴史(東京ふる里文庫 14)』 入本英太郎文 東京にふる里をつくる会編 名著出版 1979,p.221
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1 『かつしかの地名と歴史』 葛飾区郷土と天文の博物館/編 葛飾区郷土と天文の博物館 2005,p.48-51
- キーワード
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- 葛飾区,地名,歴史,水元
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000270242