レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年06月01日
- 登録日時
- 2021/12/17 19:11
- 更新日時
- 2021/12/17 19:22
- 管理番号
- 市川20210601-7
- 質問
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解決
源義経が鞍馬山で修行をしていた年代を調べられる資料はないか。
- 回答
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資料によって年代の違いがある。『源義経』(角川源義・高田実/共著 講談社 2005)p.303の源義経関連年表によると、永万元(1165)年7歳「七歳まで山科に育ち、のち鞍馬山に入るという(『義経記』)」、承安4(1174)年16歳「三月三日、鞍馬を出て奥州に下る(『平治物語』)」とある。『義経記』(島津久基/校訂 岩波書店 1939)には「牛若鞍馬入の事」p.16-17、「遮那王殿鞍馬出の事」p.25-28、『平治物語 現代語訳付き』(日下力/訳注 KADOKAWA 2016)には「鞍馬寺の牛若」「鞍馬出奔、下総へ」p.434-441という章がある。
また、『源義経』(五味文彦/著 岩波書店 2004)p.202の源義経関連略年表によると「1169(嘉応元)年頃 義経、鞍馬山に登り、童としての教育を受ける」、「1174(承安四)年頃 義経、鞍馬寺を出て、藤原秀衡を頼って奥州へ」とある。
この資料には、『尊卑文脈』『吾妻鏡』、『義経記』、『平治物語』などを引用しながら、義経の少年期を追った記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000309227