レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/04/11
- 登録日時
- 2020/06/18 00:30
- 更新日時
- 2020/07/01 14:32
- 管理番号
- R1001575
- 質問
-
未解決
天正遣欧使節の少年たちの年齢と旅した年数を知りたい。
- 回答
-
遣欧使節は天正10(1582)年2月20日に長崎を出帆し、天正18(1590)年7月頃に長崎へ戻ってきた。
年齢については資料によって違いがあったので、それぞれを紹介。
・天正10(1582)年の2月に長崎を発った時点で10代半ば~後半であったが、3年後には
伊東マンショ20歳、千々石ミゲル18歳、原マルチノ17歳、中浦ジュリアン17歳と
なっている。(参考資料①『世界史のなかの天正遣欧使節』)
・伊東マンショは元亀元(1570)年生まれ
千々石ミゲルは元亀元(1570)年生まれ
原マルチノは永禄11(1568)年もしくは永禄12(1569)年生まれ
中浦ジュリアンは永禄11(1568)年もしくは永禄12(1569)年生まれ
(参考資料②『新編 大村市史』第2巻)
・永禄12(1969)年頃に4人は生まれた(参考資料③『天正遣欧使節』)
- 回答プロセス
-
①OPACフリーワード検索「天正遣欧使節」で検索。
→34件ヒット。その中で郷土資料室所蔵の資料で絞ると11件ヒット。
下記の資料に該当する記述を発見。
・『世界史のなかの天正遣欧使節』伊川健二 吉川弘文館 2017・・・参考資料①
②上記資料の参考文献に『大村史談』大村史談会編があったので、2014年発行の
・『新編大村市史』第2巻にも記載があるのではないかと確認・・・参考資料②
③松田毅一の著作が参考文献として複数の資料に掲載されていたので、著作の年表を確認
・『天正遣欧使節』松田毅一 朝文社 1991・・・参考資料③
- 事前調査事項
- NDC
-
- 各教派.教会史 (198)
- 日本史 (210)
- 参考資料
-
- 世界史のなかの天正遣欧使節 伊川健二/著 吉川弘文館 2017.10 210.48 , ISBN 978-4-642-08325-6 (p.84)
- 新編 大村市史 第2巻 編集 大村市史編さん委員会 大村市 2014.3 219.3 (p.542,543)
- 天正遣欧使節 松田毅一/著 朝文社 2001.9 210.48 , ISBN 4-88695-156-2 (p.340)
- キーワード
-
- 天正遣欧使節
- 遣欧使節
- 伊東マンショ
- 千々石ミゲル
- 原マルチノ
- 中浦ジュリアン
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000283229