レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/11/11
- 登録日時
- 2019/12/19 00:31
- 更新日時
- 2019/12/19 00:31
- 管理番号
- 町田-195
- 質問
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解決
日米和親条約で決められていた、外国人十里遊歩地図を見たい。町田市も含まれていたようだ。
- 回答
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●横浜周辺外国人遊歩区域図
M10-C5 『F.ベアト写真集 1』 p.28 「横浜周辺外国人遊歩区域図」
安政の五カ国条約(米・蘭・露・英・仏)で、外国人の居住・営業は開港場内の居留地に限られ、旅券なしで旅行できるのは十里四方と定められた。遊歩区域は桃色の線で示されている。英海軍のE.G.S.ホース大尉編集作成。作成年代は1867(慶應3)年か翌年初頭と思われる。
p29-30 カラー図版あり
M865-C9 『図説アーネスト・サトウ』 p.87 「横浜周辺外国人遊歩区域図 ホーズ編 1867頃
1858年の日米修好通商条約により、外国人旅行者や居留民の自由に行ける範囲(遊歩区域)は、開港場から10里四方に決められた。白黒図版あり。
M10-C0 『原町田商店街』
p.14 「英海軍のホースが作った横浜周辺外国人遊歩区域図」
「町田市域では、ハラマチダ、キソ、オノミチ(小野路)が記されています。」の記載あり
p.16-17 「横浜周辺外国人遊歩区域図」 カラー図版。
M865-C6 『横浜ウマ物語』 口絵 「横浜周辺外国人遊歩区域図」 カラー図版
神奈川県歴史博物館
画像で見る歴史と文化>地域図(近現代)>横浜周辺外国人遊歩区域図
http://ch.kanagawa-museum.jp/dm/kotizu/modern/d_modern01.html
●東京府・神奈川縣外国人遊歩規程之図
神奈川デジタルアーカイブ
神奈川の古地図・絵図>1横浜>東京府・神奈川縣外国人遊歩規程之図
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/digital_archives/kochizu/1yokohama/047.html
●名称不明
M865-C1 『横浜市史 資料編 4』
p.266-267 白黒図版。該当ページに図版名はないが、「横浜居留外国人遊歩規定一件(抄)」の中にあり。
国立国会図書館デジタルコレクションの図書館送信サービスで閲覧可
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3014865 161コマ
●神奈川在留外国人遊歩規程図
『神奈川県史 資料編 10』 口絵に白黒図版。
「明治元年(1868) 神奈川在留外国人遊歩規程図 国立公文書館内閣文庫」と記載。
国立国会図書館デジタルコレクションの図書館送信サービスで閲覧可
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9537678 10コマ
[参考]
M86-C1 『神奈川県史 通史編 3』 p.1149 日米通商修好条約の第七条(開港場での遊歩規定)
「神奈川 六郷川筋を限とし、其他は各方へおよそ十里」の記載あり
M865-C1 『横浜市史 資料編 16』 p.333 ~345 第十二号(目次では、外国人遊歩規程とつづく)
神奈川県内の警察、県令等の関係文書あり。
国立公文書館所蔵『神奈川外国人遊歩規程図』『神奈川県下外国人遊歩規程測量三角網図』は未確認
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (2 8版)
- 参考資料
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- F.ベアト写真集1F.ベアト/〔著〕明石書店 (p.28-30)
- 図説アーネスト・サトウ横浜開港資料館/編有隣堂 (p.87)
- 原町田商店街町田市観光コンベンション協会/企画町田市観光コンベンション協会 (p.14,16-17)
- 横浜ウマ物語秋永和彦/著神奈川新聞社
- 横浜市史 資料編 4横浜市/編横浜市 (p.226-227)
- 神奈川県史 通史編 3神奈川県県民部県史編集室/編神奈川県 (p.1149)
- 横浜市史 資料編 16横浜市/編横浜市 (p.333-345)
- キーワード
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- 外国人遊歩区域図(ガイコクジンユウホクイキズ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000270924