レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年03月13日
- 登録日時
- 2009/05/19 16:21
- 更新日時
- 2009/06/06 13:25
- 管理番号
- ike-o91
- 質問
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未解決
高村光太郎の詩『道程』の読みについて、「どうてい」と思っていたが、「みちのり」ときいたという人もいる。 いつからそう読むようになったのか。
- 回答
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詩歌の辞典類、収録詩集などあたるが、「どうてい」と読みはありますが、「みちのり」と読むものは見当たりませんでした。 詩の朗読CDでも、すべて「どうてい」と読んでいます。
- 回答プロセス
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「どうてい」とふり仮名のあるもの
①『現代詩の解釈と鑑賞事典』p109 「道程」の解説中
②『日本現代詩辞典』p297 高村光太郎の解説文中
CD『愛誦したい日本の名詩(朗読 心の本棚)』キング・レコード 1983 では(どうてい)と読んでいる
ふり仮名のないもの
『高村光太郎全詩集』 新潮社 1966(底本は大正3年の初版本)
『道程』 日本図書センター 1999.12(底本は大正3年の初版本)
『近代詩鑑賞辞典 9版』 p236に「道程」についての解説あり、読みなし
『評釈現代詩歌』 p124 高村光太郎及び「道程」の解説あり、読みなし
- 事前調査事項
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「みちのり」と聞いたという人が何人もいるとのことで、問い合わせがあった。 学校でも先生が「みちのり」とよんだらしい。 但し、質問者本人は(どうてい)で習ったとのこと。
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 『高村光太郎全詩集』 新潮社 1966
- 『道程』 日本図書センター 1999.12
- 『近代詩鑑賞辞典 9版』 吉田精一/他編 東京堂出版 1978
- 『評釈現代詩歌』 吉田精一/著 旺文社 1966
- CD『愛誦したい日本の名詩(朗読 心の本棚)』キング・レコード 1983
- 『現代詩の解釈と鑑賞事典』 小海永二/編 旺文社 1979.3
- 『日本現代詩辞典』 分銅惇作/編 桜楓社 1986.2
- キーワード
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- 詩歌(日本)
- 『道程』
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000055007