レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年02月19日
- 登録日時
- 2020/02/19 17:32
- 更新日時
- 2020/10/27 12:32
- 管理番号
- 蒲郡-2020-02191-A
- 質問
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解決
蒲郡が舞台となった小説。山本有三の書いたもの。
- 回答
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「無事の人」
昭和24年発表
静かな竹島海岸の情景を描く。常磐館が舞台。主人公宇多が常磐館に宿泊し、E.H.カー教授の「平和の条件」を読みながら日本の行く末を考えるという物語。宇多は常磐館に保養にきている常連客という設定。
著者は昭和4年に病を得たが、翌年退院。静養地として蒲郡を選んだ。
全集には、初版本の第9.10章が収録されており、あんまの「為さん」が三河地震で亡くなったことが書かれている。
- 回答プロセス
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1.パスファインダー「蒲郡ホテル歴史・文学作品」より抜粋
- 事前調査事項
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郷土資料担当者作成パスファインダーあり。
- NDC
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- 小説.物語 (913 10版)
- 日本文学 (910 10版)
- 参考資料
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- 現代文学大系 26 筑摩書房 1964 山本有三集 山本 有三∥著
- 山本有三全集 定本版 第12巻 山本 有三∥著 新潮社 1977 無事の人 濁流
- キーワード
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- 小説
- 蒲郡
- 常磐館
- 山本有三
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査 書誌的事項調査 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000274202