レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年04月25日
- 登録日時
- 2017/05/22 15:05
- 更新日時
- 2017/05/22 15:05
- 管理番号
- いわき総合-地域493
- 質問
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解決
正岡子規が企画した「竹の里人選歌」という短歌の募集雑誌において、天田愚庵が短歌を送ったとされているが、その歌を知りたい。
- 回答
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国立国会図書館サーチで「竹の里人選歌」を検索。国立国会図書館デジタルコレクションにて公開(図書館送信限定)されていることが判明。
(http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000503637-00)【最終アクセス2017/4/26】
内容を確認したところ、P86~P88(コマ番号52~53)に『天愚庵』の短歌3首を見つけることが出来た。募集課題は「櫻花」。
該当の短歌は以下のとおり。
「嵐山松の木の間にところどころ花咲くおもむきたくみに畫けり」(『どころ』の部分は本文では縦書きのくの字点)
「恙ありてうちふす閨の床の間に妹がいけたる楊貴妃櫻」
「咲きみてる掛け花いけの櫻花はらりと散りぬ机の上に」
※補足
「竹の里人」とは、歌人としての正岡子規の雅号。
「竹の里人選歌」は新聞「日本」および「日本付録週報」の紙上で募集された短歌を子規が選歌し、1904年に根岸短歌会から発行されたもの。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】国立国会図書館デジタルコレクション 『竹の里人選歌』 【最終アクセス2017/4/26】
- キーワード
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- 天田愚庵
- 正岡子規
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000216446