レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/06/05
- 登録日時
- 2016/09/30 00:30
- 更新日時
- 2016/11/25 16:40
- 管理番号
- 所沢狭山-2016-006
- 質問
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解決
アラスカ地震についてのDVD、CD、本があるかどうか調べてほしい。
- 回答
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アラスカ地震について記述のある資料は以下の通りです(単語表記のみの場合も含みます)。
〇『図説地震と人間の歴史』 アンドルー・ロビンソン/著 原書房 2013年
〇『世界史年表・地図』 亀井高孝/編 吉川弘文館 2016年
〇『平凡社大百科事典 1』 平凡社 1984年
〇『日本被害津波総覧』 渡辺偉夫/著 東京大学出版会 1998年
〇『アラスカ総覧 1989』 アラスカ会/編 アラスカ会 1989年
〇『地震・噴火災害全史』 災害情報センター/編 日外アソシエーツ 2008年
〇『日本被害地震総覧』 宇佐美龍夫/著 東京大学出版会 2013年
〇『読売年鑑 昭和40年版』 読売新聞社 1964年
〇『朝日年鑑 1965年版』 朝日新聞社 1965年
データベース上の情報は以下のとおりです。
〇聞蔵Ⅱ
「アラスカ地震の余波 海面の異常続く 大船渡では90センチ上昇」1964年3月31日東京/朝刊 ほか5件の関連記事あり。
〇ヨミダス歴史館
「死者300を越す 4都市に大被害 アラスカ地震▽被害は数億ドルか」1964年3月29日朝刊ほか26件の関連記事あり。
- 回答プロセス
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1.アラスカ地震について概要をインターネット調査
コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
アラスカ地震
あらすかじしん
「北アメリカ大陸のアラスカ周辺でおきる地震。この地域は世界でも有数の地震発生域で、
巨大地震が多発する。(中略)1964年3月28日のアラスカ地震はマグニチュード(M)9.2と格段に規模が
大きく、破壊継続時間も3~4分と長く、被害域は13万平方キロメートルに及んだ。地震動、地殻変動、
大津波などによる損害は3億ドルと推定されている。休日の夕方に発生したため死傷者は少なかったが、
アメリカのアラスカ州では死者115人を数えた。[脇田宏]」
2.所蔵資料の内容確認
〇『図説地震と人間の歴史』 アンドルー・ロビンソン/著 原書房 2013年
p.109 「エネルギーが等価な自然現象」の図に「アラスカ地震(1964)」と表記があります。
またp.110 に「マグニチュード9.2の1964年アラスカ地震は強度「10000」」との記述があります。強度とは「地震強度スケール」のこと。
〇『世界史年表・地図』 亀井高孝/編 吉川弘文館 2016年
p.86 1964年3月 アラスカ大地震とだけ表記があります。
〇『平凡社大百科事典 1』 平凡社 1984年
p.540「アラスカ[州]」の項に「64年(1964)には中南部で起きた地震が死者100名をこす被害をもたらした。」と記述があります
×『地震防災のはなし』 岡田恒男/編 朝倉書店 2006年
×『アメリカを知る事典』 荒このみ/監修 平凡社 2012年
×『アメリカ』 有賀貞/著 山川出版社 2004年
×『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』 ジェームス・M.バーダマン/編 ジャパンブック 2005年
×『ブリタニカ国際大百科事典 1』 TBSブリタニカ/編 TBSブリタニカ 1994年
×『世界史年表』 歴史学研究会/編 岩波書店 2001年
3.追加調査
〇『日本被害津波総覧』 渡辺偉夫/著 東京大学出版会 1998年
p.227-228 「アラスカ(Prince William Sound)地震津波」の世界各地の津波の高さと被害状況の記述があります。
〇『アラスカ総覧 1989』 アラスカ会/編 アラスカ会 1989年
p.17-18 「アラスカ地震として、いまだに記憶に新しいものとして、1964年3月27日、言わゆる
”Good Friday”の午後5時36分に発生した”アラスカ大地震”がある。これは、今世紀になって世界各地で
記録された数多くの地震の中でも最大級のものであり、マグニチュード8.4~8.6であったという。」と記述があります。
〇『地震・噴火災害全史』 災害情報センター/編 日外アソシエーツ 2008年
p.217~218 「879 アラスカ地震津波 1964年(昭和39年)3月28日、岩手県の沿岸域がアラスカ地震による
津波を受けたが、被害は軽微だった」と記述があります。
〇『日本被害地震総覧』 宇佐美龍夫/著 東京大学出版会 2013年
p.393 アラスカ地震による日本各地の津波の高さの記述があります。
〇『読売年鑑 昭和40年版』 読売新聞社 1964年
p.17 「重要日誌3月(世界)」に「27 アラスカに大地震、アンカレジの目抜き通り全滅(死者・行方不明184人)
と31日公式集計、被害総額8億5000万㌦」と記述があります。
〇『朝日年鑑 1965年版』 朝日新聞社 1965年
p.37 「1964年年表3月」に「27 アラスカで規模M8.5の大地震、アンカレジ中心に大被害、死者63、不明40」と記述があります。
×『地震の事典』 宇津徳治/[ほか]編集 朝倉書店 2001年
×『地震・津波と火山の事典』 東京大学地震研究所/監修 丸善 2008年
×『地震・火山の事典』 勝又護/編 東京堂出版 1993年
4.インターネット調査
×「国立国会図書館 レファレンス協同データベース」…類似したレファレンス事例はありませんでした。
〇「CiNii」
「アラスカ地震の教訓」竹山謙三郎『土と基礎』12(7)1964年
「アラスカ地震によるアンカレッジ市の被害について」竹山謙三郎、鈴木音彦『土と基礎』12(7)1964年
筆者らは1964年4月20日から約1 週間にわたってアンカレッジ市に滞在し、アラスカ地震による同市とその周辺地域の地スベリや土木、建築構造物の被害状況を調査した。
〇グーグルにて「アラスカ地震 本」で検索
北海道大学学術成果コレクションhttp://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/index.jsp
「1964年アラスカ地震郡の発震機構」牧 正『北海道大学地球物理学研究報告』
1968年 内容は専門的。
×NHKアーカイブス…NHK総合テレビ1964年5月27日午後07時30分放送「アラスカ地震をさぐる」※番組表のみ記録あり。
5.データベース調査
〇聞蔵Ⅱ
「アラスカ地震の余波 海面の異常続く 大船渡では90センチ上昇」1964年3月31日東京/朝刊 ほか5件の関連記事あり。
〇ヨミダス歴史館
「死者300を越す 4都市に大被害 アラスカ地震▽被害は数億ドルか」1964年3月29日朝刊ほか26件の関連記事あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 9版)
- 地震学 (453 9版)
- 参考資料
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- 図説地震と人間の歴史 アンドルー・ロビンソン/著 原書房 2013.11 453.02 978-4-562-04945-5
- 世界史年表・地図 亀井高孝/編 吉川弘文館 2016.4 203.2 978-4-642-09537-2
- 平凡社大百科事典 1 平凡社 1984.11 031
- 日本被害津波総覧 渡辺偉夫/著 東京大学出版会 1998.2 453.4 4-13-061113-5
- アラスカ総覧 1989 アラスカ会/編 アラスカ会 1989 295.394
- 地震・噴火災害全史 災害情報センター/編 日外アソシエーツ 2008.2 369.31 978-4-8169-2089-9
- 日本被害地震総覧 宇佐美龍夫/著 東京大学出版会 2013.9 453.21 978-4-13-060759-9
- 読売年鑑 昭和40年版 読売新聞社 1964 059
- 朝日年鑑 1965年版 朝日新聞社 1965 059
- キーワード
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- アラスカ地震
- アラスカ
- アメリカ
- 地震
- 天災
- 津波
- 1964年
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000197516