レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/9/12
- 登録日時
- 2020/01/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:33
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000771
- 質問
-
解決
【戦前の石川の剣道家について】 藤井鶴太郎という剣道家について書かれた資料を探している。昭和12年の明治神宮大会の県大会に出場している。
- 回答
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『武道範士教士錬士名鑑 昭和12年』(国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1055514/1/1)は事前に確認済み。
郷土の剣道関係の資料を調査。
『スポーツ石川のあゆみ』(119616744)p.466「戦前、武徳会石川県支部には、石川竜三、下坂禾苗、三田村正之助、藤井鶴太郎が居た」とあり。
『北陸の剣豪』(118415518)の「北陸関係明治・大正時代の剣道家」に藤井の名前なし。
剣道の歴史に関する資料を調査。
『剣道事典』(111570774)p.131~135「大日本武徳会剣道範士授有者」昭和21年10月の項に藤井鶴太郎の名前がある。
『剣道百年』(11007726)p.130に紀元二千六百年奉祝天覧武道大会の指定選士の一覧があり、藤井の名前がある。称号は剣道教士、職業身分は「石川県警察部、金沢商業、歩兵第三十五連隊剣道教師」とある。
その他の天覧武道大会の資料を確認。
『昭和天覧試合 皇太子殿下御誕生奉祝』(国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1232699/1/1)では、藤井の経歴が顔写真付きで紹介されている。
藤井の剣道教師の勤め先の資料を確認。
『石川県警察史 下巻』(119565378)p.96~97で武道教師についてまとめられており、藤井鶴太郎は昭和8年7月2日から昭和21年3月27日まで剣道教師を務めていたと記されている。
『金商菫台百年史』(119718646)p.648~649に昭和24年までの職員在職期間一覧表があり、剣道教師として藤井の名前がある。大正9年頃から昭和16年頃まで在職している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000273102