レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年10月5日
- 登録日時
- 2018/11/03 12:20
- 更新日時
- 2019/12/21 18:56
- 管理番号
- 塩尻481
- 質問
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解決
英語の語源が分かる本はあるか。語源についてレポートを書きたい。
- 回答
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英語の語源は英語が印欧語族の一語派であるゲルマン語派に属し、ラテン語、フランス語などから借入も生じた上に、接辞語を付けた派生や既存語2語以上の結合、連結形を用いた合成などによる造語も行われ、またアメリカ英語などは当地で語形変化も起きて現在に至る。
個別の各単語の語源は下記の資料を参照。
- 回答プロセス
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8類のNDC 832:語源・意味、833:辞典、834:語彙の資料にあたった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 語源.意味[語義] (832)
- 辞典 (833)
- 語彙 (834)
- 参考資料
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【資料1】寺澤芳雄 編『英語語源辞典 縮刷版』研究社, 1999.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002847394-00 , ISBN 4767431050 (各単語の語源が記載されている) -
【資料2】山並陞一 著『語源でわかった!英単語記憶術』文藝春秋, 2003. (文春新書)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004007819-00 , ISBN 4166602969 (英単語記憶の手がかりとして約100個の語幹を語源から説明。対象の語源はギリシャ語・ラテン語起源、ケルト語・北欧語の影響、仕事や感覚などいくつかのカテゴリーに分けてある。) -
【資料3】寺澤芳雄 著『ことばの苑 : 英語の語源をたずねて』研究社, 2004.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007628850-00 , ISBN 4327451770 (「はしがき」p.iii~で「英・米人の日常生活に密接に関わる語句の由来について、語源研究に重要な初出年(その単語が文献に初めて使われた都市;絶対的ではない)とともに、定説あるいは可能性の高い語源解き」を提供と記述。前半は「四季、生き物、身の回りの品など」に分けて取り上げ、後半は語源研究の観点から論じている。) -
【資料4】遠藤幸子 著『語源で楽しむ英単語 : その意外な関係を探る』日本放送出版協会, 2007. (生活人新書 ; 215)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008469859-00 , ISBN 9784140882153 (「はじめに」p.3~で「英語にも親戚がいます。英語と共通の祖先を持つ言語で、ヨーロッパやインドの言葉です。」とし、英語の歴史を辿りながら各言語から流入した語幹を「動詞、数、形容詞、名詞、人間の行為」のくくりで解説。) -
【資料5】Blanchot, Jean-Jacques 著 , 森本英夫, 大泉昭夫 訳,『英語語源学』白水社, 1999. (文庫クセジュ ; 822)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002853982-00 , ISBN 4560058229 (英語の語源を学問的な観点から英語史を引き合いに論じている) -
【資料6】宮本倫好 著『英語・語源辞典』筑摩書房, 2004. (ちくま学芸文庫)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007608535-00 , ISBN 4480088857 (取り上げた英単語などの語源や由来を掲載。「はじめに」p.7~で「世界語である英語は、ラテン語、フランス語、古代英語、ギリシャ語をベースに、様々な言葉の流入を受け入れながら、言語としての大河を形成した。」と記述。項目は「1.身近な言葉の語源」「2.興味をそそる語源」「3.人名と語源」「4.イディオムと語源」「5.外来語の語源」の五つ。) -
【資料7】岩田一男 著.『英単語記憶術 : 語源による必須6000語の征服』筑摩書房, 2014. (ちくま文庫 ; い82-2)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025941622-00 , ISBN 9784480432353 (英単語記憶の手がかりとして「語根」「接頭辞」「接尾辞」と人名・地名を由来とする語幹を掲載) -
【資料8】Horobin, Simon 著, 堀田隆一 訳『スペリングの英語史』早川書房, 2017.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028498856-00 , ISBN 9784152097040 (英語のスペリング、語幹を英語史に沿って論じている。) -
【資料9】林信孝 著,『英単語に強くなる』岩波書店, 1995. (岩波ジュニア新書)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002417030-00 , ISBN 4005002595 (語根を「数、人間・人体、生物」など14章に分けて説明し、接頭辞・接尾辞も章を設けて解説している。) -
【資料10】小池直己 著,『語源でふやそう英単語』岩波書店, 2010. (岩波ジュニア新書 ; 661)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010948541-00 , ISBN 9784005006618 (「接頭辞+語根」の形で各語根ごとに英単語のなりたちを解説。英語とラテン語の関係も説明。) -
【資料11】竹林滋編者代表,『研究社新英和大辞典:並装 第6版』研究社, 2002-03.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000358283-00 , ISBN 9784767410265 (各見出し語の末尾に語源や語義の由来などを記すほか、辞典冒頭p.xvii~xxi「語源解説」で「1.英語辞典と語源~8.造語法」と8つの項目で英語史や語のなりたちを述べている。) -
【資料12】梅田修 著,『英語の語源事典:英語の語彙の歴史と文化』大修館書店, 1990.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002083558-00 , ISBN 4469041122 (第1部は「英語とゲルマン諸語」から始まり言語の歴史。第2部は「霊界・神霊・異形」「秩序・階級・権威」などジャンルごとの主な語幹を挙げている。)
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【資料1】寺澤芳雄 編『英語語源辞典 縮刷版』研究社, 1999.
- キーワード
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- 語源
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 語源 言葉
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000245133