レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/2/11
- 登録日時
- 2019/12/14 00:30
- 更新日時
- 2019/12/15 15:40
- 管理番号
- 葛中-2019008
- 質問
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解決
玩具メーカーのタカラには人形の「リカちゃん」と話せる電話があると聞いた。なぜ「リカちゃん電話」を始めたのかその理由を知りたい。
- 回答
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『リカちゃん大図鑑-生誕35周年記念1967-2002-』によると、女の子から「もしもし、リカちゃんいますか」と電話があり、電話にでた女性社員が「女の子の夢を壊してはならない」と機転を利かせて「わたしリカよ」と答えたとあります。これ以降、リカちゃんとお話できるという噂が少女たちの間に広まったことにより同様の電話が多くなり、この要望に応えるため開設されたのが「リカちゃん電話」です。
当初、リカちゃんの声は声優の杉山佳寿子さんが担当していましたが、後には一般から募集しました。『リカちゃん生まれます』によると、リカちゃんとして電話応答したのは、近所のパート主婦、アルバイト女子高校生でした。その後、1968(昭和43)年10月、テープに吹き込んだ声が流れる方法に変わりました。公式的に「リカちゃん電話」が開始となったのはこの時からです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- その他の雑工業 (589 9版)
- 参考資料
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1 『リカちゃん大図鑑-生誕35周年記念-1967-2002-(ヌーベルグーMOOK)』 ヌーベルグー 2002,p.19
2 『リカちゃん生まれます』 小島康宏著 創美社 2009,p.123-126
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1 『リカちゃん大図鑑-生誕35周年記念-1967-2002-(ヌーベルグーMOOK)』 ヌーベルグー 2002,p.19
- キーワード
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- 葛飾区-産業,玩具メーカー,タカラ,リカちゃん
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000270234