レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003年05月01日
- 登録日時
- 2010/10/17 16:14
- 更新日時
- 2018/02/23 16:07
- 管理番号
- 00923福岡
- 質問
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解決
博多のしきたり・行事について知りたい。(・子どもに餅を踏ませる ・そろばん等を選ばせて占う)
- 回答
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『日本民俗大辞典㊦』(吉川弘文館/2000/R380.3/110306263)
もちふみ→初誕生 374p 九州地方では餅踏みという。子どもが立ち歩きを始めるに際してやどるかもしれない邪霊の追い出しと、新しい清らかな稲魂の注入、魂入れをはかるための儀式であったと考えられる。
また、筆や算盤、財布、枡、鋏、物差しなどを子どもの目に置き、どれを取るかによって将来何が上達するかなどを占ったりする。
『福岡県百科事典㊦』(西日本新聞社/1982/Q291.9フ/110045689)
488p:初誕生 餅踏みをさせるのが主な行事。餅踏みが終わって、男児なら算盤、筆、とかき、ちきり、倉の鍵、銭縄、絵本、女児なら筆、糸巻き、物差し、倉の鍵、銭縄、櫛などたいてい7品ぐらい並べて生児の将来を占う。この種類は時代によって異なる。
『九州・沖縄の民俗 福岡県編』(三一書房/1996/Q382.1ニ/112402169)
福岡県文化財調査報告書 第29集 筑前の部 13地区の報告があり、「一生の儀礼」の項目で、各地餅踏みに関する記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗史.民俗誌.民族誌 (382 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 福岡-民俗
- 餅踏み
- もちふみ
- 人生儀礼
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000072336