レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2001/12/08
- 登録日時
- 2010/08/07 02:00
- 更新日時
- 2013/05/24 11:53
- 管理番号
- 長野市立長野-01-050
- 質問
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解決
7~9月期のGDPの前期比増減率が-0.5%であるが、年率換算すると-2.2%になってしまうのはなぜか、計算法も教えてほしい。
- 回答
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年率換算…四半期あるいは月ごとの上昇率を年度の増加率に引き直した数値。
GDPの成長率(前期比)を維持したままで経済がずっと成長するとした場合、1年間に達成される成長率が年率換算された伸び率。
<算出式>
前期比=当期の実数÷前期の実数
年率換算成長率=(前期比の4乗-1)×100
新聞によると、2001年4-6月期は533兆1672億円、2001年7-9期は530兆2755億円。
前期比=5302755/5331672=0.99457…
年率換算成長率=(0.99457の4乗-1)×100=-2.154…
四捨五入をして-2.2%
- 回答プロセス
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「対前期(月)比を4(12)乗すれば年率が計算できます。」とあり。
- 事前調査事項
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信濃毎日新聞 平成13年12月8日(土)付 9面
- NDC
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- 経済学.経済思想 (331)
- 参考資料
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- 『どう読む経済指標 6訂版』長富 祐一郎/監修 財経詳報社 1999.09 <331ト> (p30-31)
- 『経済統計年鑑 2001』東洋経済新報社 2001.08 <R330ケ01> (p238)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000069917