レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 吹田市立中央図書館 (2310124) | 管理番号 (Control number) | 吹-40-2016-008 | ||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2016年5月17日 | 登録日時 (Registration date) | 2016年10月28日 19時31分 | 更新日時 (Last update) | 2017年03月23日 14時46分 | ||||||
質問 (Question) | アブラハム・マズローの「五大欲求」に関する図書を読みたい | ||||||||||
回答 (Answer) | アブラハム・マズローはアメリカの心理学者。人間の欲求を5段階の階層で分類する欲求階層説を唱えた。「五大欲求」の記述が資料になかったため、質問者に欲求階層説のことか確認したところ、それに該当するとのことで資料を提供した。 (1)『最新心理学事典』(平凡社 2013.12):p722「欲求」の項目の中に以下の記述がある。「マズローは、人間は欲求を低次から高次に階層化して分類する欲求階層説を提唱した。低次の方から、生理的欲求、安全欲求、所属と愛の欲求、承認欲求、自己実現欲求の5階層である。」 (2)『心理学 第4版』(鹿取廣人/杉本敏夫/鳥居修晃/編 東京大学出版会 2011.10):p230「7.4.2 自己実現の動機づけ」の中で、5段階の欲求の関連が文章で説明されている。 (3)『人間性の心理学 改訂新版』(A.H.マズロー/著 産業能率大学出版部 1987.3):p55~72「第4章人間の動機づけに関する理論」の中に、「生理的欲求」「安全の欲求」「所属と愛の欲求」「承認の欲求」「自己実現の欲求」について記述がある。 (4)『完全なる人間 第2版』(アブラハム・H・マスロー/著 誠信書房 1998.9):p191「第11章 2.基本的欲求とその階層的配列」 (5)『完全なる経営』(A.H.マズロー/著 日本経済新聞社 2001.12):監訳者解説の中で、欲求階層説についての記述がある(p418「こんな時代だからこそ、いま、欲求階層説、自己実現にまつわる誤解を解く」)。また、A・H・マズロー文献リストが所収されている。 | ||||||||||
回答プロセス (Answering process) | キーワード「アブラハム・マズロー」でインターネット検索をして、アブラハム・マズローは心理学者であることを確認し、まず心理学事典(1)にあたった。 次に心理学の主題(NDC140)の棚で(2)を見つけた。 次に当館に所蔵しているマズローの著作(3)(4)(5)を取り寄せて内容を確認し、提供した。 | ||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | |||||||
登録番号 (Registration number) | 1000198850 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |