レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年04月07日
- 登録日時
- 2010/06/18 13:28
- 更新日時
- 2010/10/05 15:18
- 管理番号
- 名古屋市山-2010-003
- 質問
-
未解決
武蔵国芝村の長徳寺周辺の江戸時代終わり頃の地図や絵図がみたい。
- 回答
-
江戸時代終わり頃の地図や絵図は見当たりませんでしたが、参考となる資料をご紹介します。
(1)『埼玉県の歴史散歩』により、臨済宗の長徳寺は現在の埼玉県川口市芝西にあることがわかります。
(2)現在は埼玉県川口市となっている足立郡(明治以降は北足立郡)芝村や長徳寺については、『日本歴史地名大系 11(埼玉県の地名)』や『角川日本地名大事典 第11巻(埼玉県)』に詳しい説明があります。
(3)『日本図誌大系 [第2-1]』には、明治初めの川口周辺の地図が収録されており、長徳寺も載っています。
(4)『地図の刻まれた歴史と景観 3 川口市・鳩ヶ谷市』では、明治から現在にかけての地域の様子がよくわかります。
(5)質問の時期より少し古い時期に書かれた『新編武蔵風土記稿』に芝村の記述があります。
(6)『川口市史』や『芝村誌』には長徳寺に関する記述はありますが、お尋ねの時期の地図は収録されていませんでした。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 関東地方 (213 9版)
- 参考資料
-
- 『埼玉県の歴史散歩』 埼玉県高等学校社会科教育研究会歴史部会/編 山川出版社 2005年 p.238-239
- 『日本歴史地名大系 11』 平凡社 1993年 p.167
- 『角川日本地名大辞典 第11巻』 「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1980年 p.985-997,426-427
- 『日本図誌大系 [第2‐1]』 山口恵一郎/等編 朝倉書店 1972年 p.302
- 『地図に刻まれた歴史と景観 3 (川口市・鳩ヶ谷市)』 児玉幸多/監修 新人物往来社 1993年
- 『 新編武蔵風土記稿 第7巻 (大日本地誌大系13)』 蘆田伊人/編集校訂 雄山閣出版 1970年 p.253
- 『川口市史 通史編 上』 川口市史編さん室編 川口市 1988年
- 『芝村誌』 小泉安太郎/編 芝村役場 1937年
- キーワード
-
- 武蔵国足立郡
- 長徳寺
- 川口市
- 芝村
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000068170