レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180822
- 登録日時
- 2020/03/13 00:30
- 更新日時
- 2020/08/10 09:05
- 管理番号
- 0400001899
- 質問
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解決
天保巡見使について,天保9年の巡見使で御使番木下利亮(内記)を正史とする一行の人員構成,報告書などを知りたい。
- 回答
-
①『国史大系』第49巻 新訂増補 新装版(吉川弘文館 1999)
p349 使番土屋一左衛門。木下内記…が諸国巡視の事命ぜられいとま下さる。(二月十九日)
②『江戸時代の古文書を読む 天保の改革』(竹内 誠ほか著 東京堂出版 2008)
p71-103 「第三章 諸国巡見使と領民」
p72 下部解説に[土屋一左衛門] 土屋群直。とある。
p73 下部解説に[木下内記] 木下利亮。とある。
p93-103 ≪解説≫ 内のp95に表 天保九年の諸国巡見使あり。
表によれば,土屋群直は駿河・遠江(とうとうみ)・三河・美濃・尾張・伊賀・甲斐・信濃・飛騨・志摩を査察。木下利亮は近江・若狭・越前・越中・越後・加賀・能登・佐渡を査察。
③『新潟市史』別編2(新潟市 1998) 年表・索引
巡見使の項目があり,記載資料を確認。
④『新潟市史』通史編1(新潟市 1995)に3か所記述があるので確認したが,天保九年の巡見使についての記載なし。
p179 延享3(1746)年,p400 寛永10(1633)年,p409 街道と宿場で巡見使の通行など,詳細な記述はなし。
⑤『新潟県史』通史編 5(新潟県 1988)
年表,索引を確認したが,天保九年に巡見使に関する記述なし。
ただし,p50-63記載の「四 佐渡一国騒動」に天保九(1838)年閏四月から同年八月にかけて巡見使の記述はあるが,p56に五月十三日に巡見使御使番木下内記ら一行が来島し,という記述のみ。
⑥『越後と佐渡の一揆』(新潟日報事業社出版部 1985)
p439 「木下内記ら一行は」 程度の記載のみ。
⑦『おくやまのしょう』第13号(中条町郷土研究会 1988)
p133-144 「天保九年巡見使雑録 (上)」
p143 新発田藩の巡見使記録の中に,天保九年木下内記一行の記録あり。
p144 私領御国御巡見(中条町御休宿)の記載あり。
⑧『おくやまのしょう』第14号(中条町郷土研究会 1989)
p77-94 「天保九年巡見使雑録 (下)」
p86-93に御家来御名前帳あり。
⑨『長岡郷土史』17号(長岡郷土史研究会 1979)
p49-53に付記として御料巡見使通行の一事例の記載あり。
⑩『柏崎史料叢書』3-22(合1冊)(柏崎市立図書館 1954~1956)
「天保九年巡見使下向における諸書留」に記載あり。
*『見附市史』史料1(見附市役所 1981)『見附市史編集資料』第5集(見附市史編集委員会 1976)については割愛する。
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- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 天保 巡見使
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000275827