レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/22
- 登録日時
- 2012/11/17 02:00
- 更新日時
- 2012/11/17 09:38
- 管理番号
- 横浜市中央2118
- 質問
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解決
横浜におけるトマトの始まりが、文久三(1863)年であることについての参考資料はありますか。
- 回答
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1 『横浜の食文化』「横浜の食文化」編集委員会/編 横浜市教育委員会 1992
p.53-56
イギリス人カーチスが文久三年(1863年)ごろ横浜の山手で西洋野菜を試作した記載があり、
その中にトマトの名があります。
2 『ヘボンの手紙』高谷道男/編訳 有隣堂 1976
p.86―87
1864年4月4日付の手紙に庭畑でトマト栽培の記載があります。
1の『横浜の食文化』でもこれを引用しています。
3 『横浜もののはじめ考 第3版』横浜開港資料館 2010
p.52―53
「吉田新田」の項に『横浜に於ける西洋野菜の生産並販売状況』(横浜市勧業課 1932)
によると「吉田愛五郎翁の談として同氏の8歳から10歳のころ、すなわち文久三年から
慶応元年に神奈川奉行所が吉田家の分家である南家の屋敷の畑を西洋野菜の試作地に
指定し、西洋人の監督の下そこでトマトも栽培した」ということが記載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 8版)
- 衣食住の習俗 (383 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000114145