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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
仙台市民図書館 (2210011)管理番号
(Control number)
2020-事例19
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2021年01月16日 16時56分更新日時
(Last update)
2021年01月16日 16時58分
質問
(Question)
若林区で盛んだったといわれる仙台御筆づくりについて知りたい。
回答
(Answer)
仙台御筆は伊達政宗が京都から筆師を呼んで、下級藩士に筆づくりを習わせたのが始まりとされる。1614年には大阪より優秀な筆職人小村又兵衛が御用筆師として迎えられ、以来小村家は代々藩主・藩用の製筆にあたるとともに、多くの弟子を育て製筆工の養成につとめた。筆づくりは三百人町や連坊小路を中心に盛んになり、丹念に作り上げられた筆の評判は、江戸や大阪、京都にまで響きわたるようになった。明治初期に作られた『五色筆』は、筆軸として宮城野の萩はぎ、末の松山の緑の松まつ、実方中将片葉の薄すすき、野田の玉川三角葭あし、名取川の蓼たでの五種を一組にまとめたもので、雅趣豊かな高級筆として知られるようになった。御筆という言葉は、江戸時代の記録に藩の御用にかかわる高級品として記されているが、『仙台御筆』と呼ばれるようになったのは、昭和に入り天皇に筆を献上する際に用いられて以降とみられる。政宗が学問と勧業の両面から筆づくりを奨励し、その流れが今日の仙台御筆の歴史となって質の良い専門家向けの筆としてその名を伝えたのである。
回答プロセス
(Answering process)
「仙台御筆」で蔵書検索。『仙台旧城下町に所在する民俗文化財調査報告書④』の中に詳しい記述があった。ほかにも『日本の伝統産業』や『仙台御筆家伝の手仕事大友毛筆四代大友博興』『仙台市史』にも上記質問に該当する内容を確認。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本史  (210 10版)
その他の雑工業  (589)
参考資料
(Reference materials)
『仙台旧城下町に所在する民俗文化財調査報告書④』仙台市教育委員会 2010年
『仙台御筆 家伝の手仕事大友毛筆四代大友博興』井上英子/聴き書き・編集笹氣出版 2017年
『日本の伝統産業物産編』通産企画調査会 1979年
『手とてとテ仙台・宮城のてしごとたち』仙台市 2015年
『技味心続』東北電力株式会社地域開発推進協力本部 1985年
『仙台市史特別編3美術工芸』仙台市史編さん委員会 1996年
『飛翔仙台商工会議所月報2014年10月通巻1099号』仙台商工会議所 2014年
キーワード
(Keywords)
仙台御筆
製筆工
若林区
伝統産業
伊達政宗
美術工芸
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
所蔵調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000292569解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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